【高尾山】赤い実探しの旅
冬で周りの色が茶色ばかりになってきたので、鮮やかな色を求めて赤い実を探しに行きました!
場所はホームマウントの高尾山⛰️
思っていたよりも多くの赤い見に出会えました🔴
山行の様子はこちらをご覧ください💁♀️
2025.01.08(水)のものです。
🔴ナンテン
太陽に照らされて輝いているナンテン。
「難を転じて福となす」ということで、縁起物として知られる植物です。
漢方で咳止めとして使われるそうです。
🔴マユミ
むかしむかし、この木で弓を作ったことが“マユミ”と呼ばれる由来です。
今でもこけしや将棋の駒、木箱を作る際に使われているようです。
葉が紅葉する季節には実はピンクに色づいて、実が熟すと裂けて、中からオレンジ色っぽい種が出てきます。写真のように葉が落ちてもピンクの実は残ります。
マユミの可愛らしい実を鳥たちは好んで食べますが、人が食べるととっても危険で、吐き気、下痢、筋肉の麻痺などを起こす毒性があるそうです。
以前、高尾山の猿園あたりを歩いている時に、60〜70歳くらいのおじさんが、大学生くらいの女の子たち集団に「ねぇねぇ、あのピンクのお花なんだと思う?」「この名前のお友達いるんじゃない〜?」と話しかけて半分無視されていたのを思い出しました…笑
🔴ヤブコウジ
寿限無寿限無五劫のすり切れ〜
に出てくる植物です。
花言葉は「明日への幸福」「ふくよかな愛」で、別名十両と呼ばれ、お金と幸運を呼び込む縁起物です。
このように寒い冬にも、葉が生い茂り、赤い実をつけているのが特徴です。
あまり日の当たらない湿り気のある場所に、密集していることが多いです。森林の地表を広く覆い、他の低木とともに、地面の乾燥や崩壊を防ぐ役目もしています。
🔴ミヤマフユイチゴ
ミヤマ(深山)という名前がつくので、山に生息するフユイチゴです。
ミヤマフユイチゴはフユイチゴに比べて葉が尖っているのが特徴です。
ふつうは一つ花に一つの雌しべがあり、その子房から実ができますが、フユイチゴは、一つの花が複数の雌しべを持っているので、このように1箇所にいくつもの実ができます。このように、いくつもの実がひとまとまりになっている果実は集合果って呼ばれます。
🔴アオキ
この日は赤いアオキを見つけることはできませんでした。写真のはちょっとだけ赤くなっているやつ。
12月から5月に実が熟します。
赤くなるものが多いですが、実が白くなるのは「シロミノアオキ」です。シロミノアオキは高尾山で初めて発見!
食べられるけどめっちゃ苦いらしいです。(私は食べたことないです)昔から薬として使われているそうです。
🔴ミヤマシキミ
これは2メートルくらいか、それ以上の背の高さでした。3メートル以下くらいの大きさが普通です。
光沢感のある赤い実と、細長い葉が特徴です。
シキミアニンという毒を持っているので、食べると痙攣を起こして大変なので食べないほうが良いです!!
🔴ノイバラ
下山途中で、陽が傾き、薄暗くなってきている中で撮影したのでピンと悪めです!
ノイバラのこの赤い実は実はニセモノで、偽果と呼ばれます。この偽果の中にホンモノの身が入っています。ホンモノの実は真果といいます。
【番外編】
🟣ノササゲ
鮮やかな青色の実の周りに、紫の衣をまとっているおしゃんな豆です。
この写真はのノササゲは不思議な形の衣をつけていますが、元々は🫛←こんな形をしています。
ササゲに似ていて、野に咲いているから“ノササゲ”というそうですが、ササゲは食用になるけど、ノササゲは食用にならないので注意です!!