2月の読書録
心がなけれけば幸いだ if you don't have a heart ,you are very lucky.
YouTubeで紹介されていて、なんだか気になって。
地元の書店には絶対売っていないZINE的な冊子。
こういう本が置いてある、ちょっとした雑貨屋兼書店兼喫茶店、徒歩圏内に欲しい(欲しい)
毎日通う。お財布握りしめて通う(何の願望?)
普段はオフで1冊100円~の質素生活だけど、これは贅沢な買い物をしてしまった貴重な1冊。
祝福の子供(まさきとしか)
常設展示室(原田マハ)
それぞれの話にでてくる絵画を検索したくなる作品。6篇の短編で、微妙につながっているお話もあり。
「デルフトの願望」の話がいちばん好きかな。
話に出てくる隅田川は、なんとなく東京にいた時、割と身近にあった川だから勝手に親近感。
私がいた頃はスカイツリーはまだ建設中だった。
毎日通勤で地下鉄の押上駅で乗り換えをしていたけど、結局一回も地上に出ることなく、その後駅名が「スカイツリー前」に変わる頃には田舎に舞い戻っていた。
デルフトの願望一切関係ないけど、、、、(私の思い出はね)
泳ぐのに、安全でも適切でもありません(江國香織)
題名と装丁の絵に惹かれて。
不思議なのは、約20年ほど前に書かれた作品だけど、何故だかつい最近の作品と言われてもおかしくないような、なんだか不思議な時代背景を感じない作風。いや、時代を感じさせる描写はあるのだろうけれど、ただ私がそう感じ無かっただけかも。理由は分からない。
2002年て何年前?(22年前や)
ジャックナイフ・ガール(深町秋生)
数年前に読んだ「果てしなき渇き」が結構な衝撃本だった記憶がいつまでも残っている。そう言いながら、細かい内容はうろ覚えなのだが。
合わせて、映画化された「渇き。」が原作に忠実だったか覚えていないが、そちらも何回か見ていて印象的だったから、ますます記憶の中で原作とごっちゃになってる感があるまま、数年経ち「また読んでみようかなあ」と思っていたタイミングで、なぜかたまたま同作者のこの作品に遭遇。
これは読まざるを得ない。だいぶ設定バイオレンスパラレルだけど。
まさにジャックナイフガール、、、、なんだかガールというより貫禄すごいから、とてもガールと呼んではいけない気がするけど。
なんだろう、絶対にない世界とは言い難い世界が描かれていて、そう言う意味でもちょっと現実的に怖かった。
5時過ぎランチ(羽田圭介)
短編で、微妙につながっている感もあるんだけど、途中から「これ短編じゃなくて長編ミステリーくらいのボリュームじゃ、、、、」と錯覚しちゃうんだけど、続き、無いよね???
殺し屋に共感は出来ないけれど、アレルギーを持つものの生活の不便、悩みなども少し描かれていて、私はそこまで敏感じゃないけれど、そこはすごーく共感できる。
スーパーで米粉を買って「売れているんですから、仕入れ止めないでくださいね」的なアピールを地道にするとこなんか、いつもたまに行くスーパーでとける豆腐チーズを買う私の心情にまるごと当てはまるし。
需要あるんですから切らさないでね、はほんと切実な願い。ことごとく無くなっていったり減っていくからね。。。。
むしろ、あらすじに「小麦アレルギー持ちの殺し屋」という記述があったから、目に留まった一冊(私は今のところ小麦は大丈夫です:しらん)
マッチング(内田英治)
絶賛映画公開中の作品。
映画を観たい訳ではなかったんだけど、何故か原作が気になって。
なんとなく想像していた通りではあったけど、終わり方がそういう終わり方かあ、、、これは、何エンドになるの?
ハッピー、、、、ではないけど、知らなければハッピー???いやいや、、、その前に不幸になりすぎてるし、、、、うーーーん。
映画の終わり方気になる(結局観るのだろうか)
いろいろな本を読みたいし、今まで読んだ本で読み返したい本もある
新作の映画も観たいし、懐かしい映画も観返したい。
時間は足りないし、お金も足りない。
いつか全部できる時が来るのだろうか…..
いや、全部は贅沢過ぎるな。