私のまわりにある夏休みな日々
夏休みが終わった。
厳密にいえば私の夏休みではない。夏休みどころか年中無職なので夏休みもへったくれもない。
世間で言う夏休み。
学校がある人の夏休み。
会社がある人のお盆休みなど。
だから、私には全く関係ないし、共に暮らす親とて「盆休み」が関係ある職種ではない為関係ないし、世間一般の「夏休み」にはとことん縁がない。
それでも
なぜか「あー夏休み終わったのか~」
といらぬ感傷に浸ってしまう。
関係ないのに「夏休み」の終わりをどこで感じるかと言うと、出かけた先で平日に友達とつるむ学生や家族連れを見なくなったり、地域で夏休みの間に夕方になると流れる有線放送が突然流れなくなったり、ネットに流れる「夏休みイベント」的なものが終わっていたり。
テレビはないのでそこの情報は一切ないが、あったらあったでなお「終わったー」と感じるのだろうか。繰り返すが一切関係ないのに。
それでも唯一、関係あるとしたら、律儀にお正月やお盆頃に里帰りしてくれる弟一家が来る事だろうか。
我が家も一応は弟たちの「実家」であるから、他県で暮らす彼らも時折帰省してくれる。
弟の一人は子供が3人いるから、彼らにとってのまさに「夏休み」「冬休み」期間に合わせて帰省する。
そう考えると、自分にとっては関係ないように見えて、少しは関係あったんだなあ夏休み。本当に関係ない人には関係ないもんなあ、、、。
もう一人の弟は夏休み関係なくもうじき帰省する。
彼に関しては、あえて「夏休み」を避けての帰省のような気がする。
仕事もまあ関係ないし、夏休みが関係ある子供がいる訳ではないし。
私は実家だから帰省は無いのだな~と思うと、それもまたなんだか複雑な感じである。帰省した彼らをお出迎えするのは主に父母で、息子たちが帰ってきて、孫が来て喜ぶのも父母ジーとバーだ。私とて会えるのはもちろん嬉しい。
母はバーバらしく?食事でもてなしたり、絵本を読んであげたり、父は父でジージらしく?孫とのお風呂を楽しみにしていたり、ふざけて冗談を言ったり、オーバーリアクションをしたり、、、
私はどれも苦手である。かといって楽しくない訳ではない。
食事でもてなしたり、お風呂に入ってやれない代わりに、私の得意分野の模様替えをコッソリ姪っ子に吹き込んだり(本棚の中の本を出したり入れなおしたり程度)猫に興味がある甥っ子に「この猫は8歳だよ。人間で言うと4歳だよ(私の希望含む)」などという分かりにくい冗談を言ったりする。
お年玉ならぬ最近は「お盆玉」と言うものがあるらしいが、そんなお小遣いはあげる事は出来ないが、家にある本はどれも好きなのを「ご自由に選んで持っていくがいいよ」と何故か太っ腹に毎回言い放っている(ほぼ古本)
本が好きな甥っ子は最近何冊か選んで持っていく。その時によって、選ぶ本も様々なので、下手に私が選んだのをプレゼントするより、自分で選んだ方がいいだろうと、最近そのシステムも気に入っている(甥っ子的には新品が欲しいかもしれないが)
とにかく「夏休み」は終わった。
夏はまだまだ続きそうだが。
今日も35度はいってんじゃないか?と言う猛暑日だ。
私が一番好きな季節「秋」が今年は(も?)短そうな気がしてならない。
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