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1月に読んだ本たち

2022年に読んだ本をまとめたら、自分でもうんざりする長さになってしまったので(本の解説なども入っている為)今年は毎月記録しよう!と思っていたのに、もう2月も中旬に、、、、

相変わらずの計画性の悪さ。
しかし、ここで諦めずに今更だけど1月分をキロクしておく。

感想とかは、また個々に書くかもしれないから
あくまでここは未来の私が見て「ああこの時はこんな本読んでいたなあ」
という思い出し用。本と全く関係ないその時の事なんかも入れられたら入れて行く(ただの日記だよ)

※ここの文章はAmazonの作品紹介を引用

死にたい夜にかぎって(爪切男)

「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」――憧れのクラスメイトにそう指摘された少年は、この日を境にうまく笑えなくなった。
出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売って生計を立てる女etc. 幼くして母に捨てられた男は、さまざまな女たちとの出会いを通じ、ときにぶつかり合い、たまに逃げたりしながら、少しずつ笑顔を取り戻していく……。女性に振り回され、それでも楽しく生きてきた男の半生は、“死にたい夜"を抱えた人々の心を、ちょっとだけ元気にするだろう。

1月に読了したけど、年末位から読んでいた本。
普段はあまり読まない本になぜか挑戦したくなって。
あと作者さんの名前「爪切男」て、、、
思いもよらないペンネームがやらたと気になってしまう。
なんで爪切り?そうだ猫の爪切らないと(関係なし)
装丁の可愛さとかなりギャップがあるけど、読みやすかった1冊。

ふやすミニマリスト(藤岡みなみ)

100日間、所持品ほぼ0からはじめて「1日1つアイテムを取り出す」という決まりで生活しました。
例えるなら、無人島で暮らして人間らしさを取り戻した100日間の記録、みたいなものです。

〈ルール〉
•自宅から1日1つだけモノを取り出せる
•食料の購入はOK(調味料は毎回カウントする)
•電気・ガス・水道のライフラインは完備
•最低限必要な初期装備を設定
•期間は100日間

日常で当たり前のように思っていたことがくつがえされる場面もあれば、
なぜこのことに気づかずに生きていたんだろうと思うこともあり、
生まれて初めて「暮らす」ってどんなことなのか本気で考えました。
それは、ただ生き延びるということとは違うものでした。

ミニマリストなのに「ふやす」とは?ついつい興味をひかれた1冊。
「100日間」と言うフレーズは聞き覚えがあって、この本書にも書かれているけど、きっかけは、映画『100日間のシンプルライフ』についてのコメント依頼をもらった事から始まっているらしい。
この映画、渋谷のユーロスペースで上映していたのを観に行ったことがあって、映画の思い出よりも、グーグルさんによると駅から7分のはずが、方向音痴爆裂し1時間強かかった思い出として刻まれている(どうでもいい情報)

キュンとしちゃだめですか?(益田ミリ)

歩道、電車の中、映画館、ラーメン屋の前、コンビニのレジ周辺、その他もろもろ。あなたの「キュン」はどこに隠れてる?甘酸っぱいときめき満載のイラストエッセイ。

安定のミリ氏。

フィフティ・ピープル(チョン・セラン)

痛くて、おかしくて、悲しくて、愛しい。
50人のドラマが、あやとりのように絡まり合う。
韓国文学をリードする若手作家による、めくるめく連作短編小説集。
ものがたりの楽しさに満ちた、韓国小説の新シリーズ創刊!

「女ふたり、暮らしています。」を読んでから、時々韓国文学を読むようになった。「フィフティ(50)」だけど実は51人いて、それぞれの視点で描かれている短編なんだけど、同じ人物が別の人の視点で描かれていたり、読んでいて「あれ、この名前見覚えあるけど、、、」と何度も行ったり来たり。内容は社会情勢、差別問題、いろいろ盛り込まれているが、読みやすくなかなか楽しい読書体験だった。

架空OL日記1・2(バカリズム)

バカリズム、OLなりすましブログ文庫化!

会社のあとに、デパートの化粧品売り場をチェックしたり、しめにラーメン食べて焦ってジムに行くけど、お腹はぼっこりのまま。それが私。
寝坊して遅刻しそうになり、髪はボサボサ、眉だけ描いた緊急メイク状態で電車に乗ったら高校時代のかっこいい先輩にばったり遭遇。なのに、会社に行ったらいつもと同じといわれてしまう。それが私。
ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同僚マキちゃん、いろんな意味で天然すぎる後輩サエちゃんたちとの半笑いな日々。
バカリズムが、OLになりきって書いた伝説のブログ、文庫化!

映画とドラマが好きすぎて、ついに本も読んでしまった。
映画で明らかにバカリズムのままなのになぜかOLとして見えてしまう不思議な現象、流石だなあと感服。

社会人大学人見知学部卒業見込(若林正恭)

若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。

人見知りとしては気になる一冊。
分かりすぎるし、面白過ぎる。

「空腹」が人を健康にする(南雲吉則)

お腹が「グーッ」と鳴ると、体中の細胞が活性化する!「生命力遺伝子」を活用して美しく元気に生きる方法。
さまざまな医学情報や自身の体験をもとに、「一日一食」が人間にとってベストな食事法だということを説明、新たなライフスタイルを提案する画期的な本。
「一日一食」にするだけで「体の傷んだところが修復される」「自分の適正体重になる」「皮膚年齢がどんどん若返る」など、体にいいことが続々起こる!

実は約1年ほど「1日1食」ではないが「16時間ダイエット」なるものを続けている。ダイエットっていう名前だったか定かではないが、要するに朝ごはんは食べず、午前中は基本食べない。12時~20時は食べてOKというやつ。
私は絶対に朝ごはんを食べる方だったので始めはキツかったが、いつの間にか慣れた。しかし、一日一食は、、、うーーーん、無理!!
ちなみに、1年16時間ダイエットしたが驚くほど痩せていない。しかし太ってもいないので良しとするよりない。あと多分食事にカウントしていないのを良い事に、アーモンドを必要以上に食べ過ぎているのも何とかしたい。

壁(阿部公房)

ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして……。
独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。

読むのにとても時間がかかった1冊。内容もかなりシュール。途中「和製不思議の国のアリスかい?」といったような場面も出てくる。そりゃあシュール。名前を無くすのも困るが、その後の影を無くす人物も出てくるし、液体人間、しまいには「ある肉」の販売事業をする男の話、、、、薄いながらも読みごたえタップリ、シュールに胃もたれさせてもらった。

岩とからあげをまちがえる(大前栗生)

「えらい。ゴージャス。
みちこちゃんがいちばん天才。
だいじょうぶだよ。」

大前粟生、物語の世界を大疾走。
100の小説と絵からなる、最新書き下ろし超短編集。
ちょっと奇妙で賑やかなみんなの暮らしがここに。

シュールつづき?
こちらは大変読みやすい。お口直し、、、という訳ではないが
題名が気になりすぎる一冊。

1月は10冊。

最近見たい本も多すぎるけど、見たいYouTubeも多すぎる。

全く見る予定ではなかったけど、近くIKEAに行ける事になりそうなので
予習予習!!とYouTubeを徘徊していたら、なぜか江頭2:50と、フードファーターのロシアン佐藤のYouTubeにたどり着き、もはやIKEAと関係ない動画ばかり見てしまう始末。

・・・・・・・・・働け。

コラボまで発見!(IKEAは?)


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