【えほんのきろく7】あ・あ~22文字の学び~
参考文献:『あ・あ』三浦太郎、童心社(2013)
毎日絵本読んであげよう!と、意気込んではいるものの
まあ忙しい日もあれば、面倒くさい日もあるわけで。
だって、人間だもの。
そんな時に、大変タイパが良いのが、この絵本。
見開きで左にイラスト、右にタイトルの「あ・あ」みたいな同じひらがな2つの組み合わせがひたすら続く、きわめてシンプルな絵本。
一見、物足りない。2文字だし。数えてみたら、全部で22文字だった。文章にしたらぎりぎり一文くらいの短さ。
でも、めめちゃん的には、クリーンヒットらしい。
最初のページから、なんかもう満面の笑み。え、これそんな面白い?と思うけど、多分三浦太郎さんの絵がそもそも好きらしい。他の絵本も、にこにこで見てるし。
以下、ちょっとネタバレです。
最初のページ、桃の絵で、も・も…そのまま。うん、これはわかる。
次のページ、魚の絵で、と・と…ああ、なんだかそんな言い方、聞いたことある。そうか、おっとっとって、そう意味だったのね…!3X年生きてきて、初めて理解する。
次の次の次のページ、水の入ったコップの絵で、ぶ・ぶ…水って、ぶぶって言うのか…「ぶぶ漬けでもどうどす?」しか知らなかった…あ、これ、同じ語源なのね、学び…!
とても短い絵本だけれど、めめちゃんより母が学びました。人生は、勉強だね…
すぐ読めて、赤ちゃんにも大変ウケが良い(うちだけかもしれないけど)ので、時間がない時におすすめです。