新世界の、神になる【ビクトリアの滝、ザンビア】
そうだ、京都行こう。
に、並ぶ、キャッチーなフレーズだと思うんですよね。
新世界の、神になる。
うん、神じゃなくていいから、(≒人とかノートで殺せなくていいから)、新世界のちょっと裕福で、暇な人になりたい。
というか別に、現世界でいいから、ちょっと裕福で、なんか心に余裕のある人になりたい。
つまり、宝くじが当たって欲しい。
閑話休題。
アフリカ旅行のメインイベントの1つ、ビクトリアの滝。
ビクトリアの滝は、ザンビアとジンバブエの国境に位置している、世界三大瀑布の1つです。
この日は、ジンバブエからザンビアに車で移動して、ザンビア側から滝を見ることになっていました。
ザンビアとの国境近くの橋の上で、ドライバーのおじさんが教えてくれました。
おじさん「ここで、バンジージャンプ出来るよ。俺も、やったことある。」
われわれ「えーすごい!どうでした?」
おじさん「…俺は、馬鹿だった…。」
おじさんが飛んだ橋はこちら。
自分の愚かさを呪いたい人には、おすすめなスポットだそうです。
(バンジージャンプは絶対しないと心に深く刻み込み)、ザンビアに入国し、いざ、ビクトリアの滝に向かいます。
ザンビア側のビクトリアの滝は、滝沿いが遊歩道になっていて、滝を眺めながら、お散歩することが出来ます。
なお、水しぶきがすごいので、滝の入り口で、レインコートを渡されます。
これ、なんか厳重に二重構造になってるんですけど
めっちゃ、臭い。
なんか、いろんな臭い、混ざってます。とりあえず、臭い。名付けるなら、絶望という名の狂気…!
ただ、この(ひたすら臭い)絶望という名の狂気…!を着た瞬間、なんか、インスパイアされたというか
ビビッと来たというか
もうね、滝とコラボすると、あーこれもうあれでしかないなと思って。
新世界の、神。
この格好で杖とか持って、「光あれ」とか言ったら、なんかもう天地創造出来ちゃうんじゃないかなぁっていうくらい
神っぽい。
ちなみに、入園者はみんなこの格好なので、どこもかしこも神だらけです。
ちょっとした、高天原。
で、高天原気分でお散歩する、肝心のビクトリアの滝は、壮大です。
ひたすら、この景色が続きます。
ポエティックな表現でお伝えすると、虹の麓に出会えます(水しぶきがすごいので、ずっと虹が出ています)。
ビクトリアの滝、スケールの大きさに、アフリカの大地を実感すること、間違いなしです。
ああ、あの頃の私、神ってたな(物理的な意味で)。
宝くじ、当たらないかなぁ。