「ここが変だよ丸井グループ!#2」 マルイって何の会社?
皆さんこんにちは!3回目の登場となりましたこじおです。
2年前に子育てのために転職を決意し、丸井グループに転職しました!
そこで感じた変わった企業文化や風土などを紹介する「ここが変だよ丸井グループ」
これまでの記事もぜひご覧ください!
前回は残業やフレックス制度など、働きやすさを中心に書かせていただきました!
おかげさまで娘と過ごす時間も増え、最近では髪の毛を結ぶレパートリーも3つまで増えました!今は三つ編みを特訓中です🔥
丸井グループって何の会社?
早速ですが、皆さんは丸井グループは何の会社かと聞かれたら、なんと答えますか?
若い人は、「小売・百貨店」といいます。
投資家は、「金融・フィンテック」といいます。
一部の人は、「マルイって読むんだ!オイオイだと思ってた!」といいます(涙)
そして、自分たちでは「社会課題解決企業」といいます。
前職メーカーに勤めていた自分にとって、これだけ人によってイメージが変わる会社もめずらしい・・・
そこで今回は、「丸井グループって何の会社?」をテーマに書いていきたいと思います!
(ちなみに自分は入社前、「丸井グループ」とホールディングス化されていることも知りませんでした💦)
イメージと全然違う利益構造
ご存知の方も多いと思いますが、事業の軸となるのが小売の「マルイ」と「エポスカード」です。
自分も入社前は「小売の会社」のイメージが強かったのですが、営業利益で見ると小売が70億円、フィンテックが424億円(24.3月期決算)と利益構造はイメージと全然違ったところは驚きでした。
入社前は「今後小売業界大丈夫かなぁ…」と不安もありましたが、いざ入社すると、この2つを融合したビジネスモデルがおもしろい。
エポスカードでアニメコンテンツなどとコラボ企画を行い、店頭でイベントを展開する、接客のプロの社員がご来店いただいたお客さまにカードや物販のご案内をする。
どちらか片方では実現が難しいビジネスモデルで、特に最近ECなどデジタル化が進む中で、「リアル店舗」を出会いの場として活用できるのは大きなメリットだと感じます。
そしてグループ会社も多岐に渡ります。
小売、フィンテック以外にも物流、システム、不動産、証券から商業施設の空間プロデュースなど幅広い事業を行っています。
物流や不動産までやっていることにおどろき!
個人的に一番おもしろいと思ったサービスが不動産事業の「MARUI TOCLUS」(マルイと暮らす)
(入社して最初に行った思い出の取材!)
丸井グループが運営する吉祥寺にあるシェアハウスに取材に行ったのですが、まずおどろいたのが吉祥寺マルイとつながっていること。居住スペースから直接マルイに入店できる専用の入口が!調味料が足りなくても10秒でお店に着きます!
そして、エポスカードでの家賃払いや、使用する電気も丸井グループで保有する太陽光発電所の電気が使われていたり、グループ全体のアセットを活用しているので、家賃もリーズナブルにご提供できている!
忖度抜きに自分が学生のころだったら住みたいな~と思えるサービスでした。
社内で転職ができる職変制度!
グループ企業が多岐にわたる中で、大きく2つ大きなメリットを感じました。
その1つが前回の記事で説明した「職変」という仕組み。
グループ企業間を2~3年おきに社員がぐるぐると異動しています。
前職でもそうでしたが2~3年働くと大体の仕事を理解して、少しマンネリしてくる時期が訪れます。異動があっても同じ業種で近しい仕事をすることが多いのであまり変わった感じがしないのですが、マルイの異動はグループ間で異動を行うので、職種も仕事内容も、上司や先輩もコロコロ変わります。
給料や福利厚生は全グループ統一の制度なので、大手企業に所属しながら社内転職できるのは安心して自分にあったキャリアを叶えられる独自の制度だと思います。
新たなビジネスを生み出す「共創」
そしてもう1つの特徴が「共創」。
丸井グループでは小売、フィンテックにあわせて「未来投資」を軸とした三位一体のビジネスモデルを展開しており、社内での新規事業やスタートアップ企業への投資・協業を行っています。
「丸井グループという会社は開かれた箱で、そこにいろんな人たちが集まって事業が生まれていく」
自分が入社後に聞いた印象に残っている上司の言葉です。
店舗もエポスカードもアセットで、そこにいろいろな事業が集まって新しいビジネスに発展していく、そのために大切にしている考え方が「共創」です。実は創業者の「信用とは与えるものではなく、お客さまと共に創るもの」という言葉からきているとのこと。
お客さまだけでなく、最近は店舗やカード、物流に空間デザインなど一緒に実現できる事業の幅が広いので、多くのスタートアップ企業と一緒にビジネスを進めています。
時にはスタートアップ企業に出向することもあり、大手の安心できる環境で新たなビジネスにも挑戦できるのもおもしろいポイント!
「出会いの場」となるピッチイベントも盛んに行って、学生や若手起業家との新規事業にも取り組んでいます!
「社会課題解決企業」って?
最初に書いた通り、丸井グループでは自分たちを「社会課題解決企業」と呼んでいます。
前回ベンチャー企業で働いていた自分には、この「社会課題解決」や「CSR活動」などは、大手企業としてやらなければいけない社会的責任みたいなもので、利益の一部を社会に還元して、企業ブランドに寄与する。一種のパフォーマンスだと思っていました。(お恥ずかしい…)
丸井グループで働くと、この本気度合いにおどろきます。
一般的な企業と違って、「今あるビジネスでどう社会課題の解決に貢献するか」ではなく、「社会課題を丸井グループのアセットを活用してどう解決していくか?」という観点でビジネスを決めているように感じます。
これも決まった事業にとどまらず、さまざまな取り組みに発展できるような「箱」として構えているから実現できるのかと思います。
まだ世間的には「小売」か「オイオイ」の丸井グループの実態を、いかに世間に知ってもらって一緒に取り組んでもらえる企業や学生に集まってもらえるか、広報の仕事はまだまだやることがいっぱいです🏃
今回は少しまじめな内容になってしまいましたが、これからもあまり飾らずに中途社員だからこそ感じる「ちょっと変わった会社」を発信していきたいと思います!ぜひ「スキ」ボタンやフォローの応援をお願いします🙇