【VPA】映像ツールでメディアリテラシーは高められるのか!?①
昨今SNSは数多の情報で溢れています。有象無象の情報や、友人たちのシェアの動向などを眺めていると、メディアリテラシーの低下が気になる‥
これは各種メディアの編集方法(どこを切り取るか)にもよるのかな。
そこでちょっと思索中なのが、VPA(=Visual Problem Appraisal/問題を使った評価法)という手法を、メディアリテラシーを高めるトレーニングに使えないかな? と。以前勉強していて、現在もプロジェクト進行中。
VPAは、Wicked problemsのような問題を考えるときに使えます。
じゃあWicked problemsってなに?色々な研究者が定義をしていますが、要は「社会政策について考えるときに厄介な問題」です。
さらに言うと‥
・正しい・間違っているがない
・一つの解決策ではない
・善悪はない
・多くの人が関わっていて複雑
・終わりがない
・分野がはっきりしていない
環境問題はまさに。現代の問題の多くがWicked Problemsかもしれません。
次回は、(2)社会変革のためのフィルムについて書いてみようと思います。