「読書感想」『木曜日にはココアを』を読んでみた。(この春やりたかった桜の下で読書)
皆さま、ごきげんよう!
未だ、収束の見えない社会情勢ですが、『何気ない日常を楽しむ』ことを大切にしたいと思い、『ひとり読書ブーム』を楽しんでいます。
はじめに
はじめて、『青山美智子』さんの作品を拝読させていただきました。
娘からの『推し本』だったこともあり、『親子の会話に』と下心を抱えながら、『12色のストーリー』を読みすすめました。
わたしは、
『半世紀ロマンス』と『カウントダウン』がとても気に入りました。
読まれた方は、どのストーリーを推されますか?
半世紀ロマンス
できる限り、『ネタバレ』しないように書いていきたいと思います。
もし、気にされる方は、お先に『木曜日にはココアを』を拝読願います。
このストーリーは、「結婚50周年を迎えた、老夫婦の話」です。
書き出しから、『婦人の主観』で描かれており、
『歳を重ねた、女性の優しさとこれまでの人生の喜びと苦悩を優しく語る』
愛らしい表現がわたしは好きです。
娘さんから、『結婚50周年の記念』として、旅行をプレゼントされた夫婦のホテルの朝食での『人生の振り返り』が、シドニーの爽やかな風と穏やかな気候を連想させてくれました。
こんな『ロマンス』もあるんですね。
カウントダウン
このストーリーだけ、他のストーリーと違い、『ミステリアス』でした。
独特な視点を持つ『若い女性の画家』が、『緑色が描きたくて』シドニーへやってきて、『植物園』で『緑色』を書いている。
そこに男性が現れて、『女性の絵』と彼女を癒してくれる。
わたしには、『誰しもが持っている心』もしくは、『人間味のある闇』が描かれていると感じた。それもかなりライトな感じに。
最後に
娘には、少し恥ずかしくて、『読んだよ』としか伝えられなかった。
全てが短編小説になっていて、尚且つ、繋がりもあり、それぞれの主人公によって、表現が異なっていてとても楽しめました。
東京とシドニーに旅行へ行った気分になれたのは、わたしだけでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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今日も、誰が見ても「綺麗な言葉」が溢れますように
それでは、また、・・・◯◯
今回の写真は『みんなのギャラリー』から
『isora/』さんの写真をお借りして、使わせていただいています。
『isora/』さんありがとうございます。