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閉鎖病棟入院日記⑤
入院先の病院にて…
11/22〜11/31 閉鎖病棟(スマホ🙅♀️)
12/1〜12/6 閉鎖病棟(スマホ🙆♀️)
11/22に入院し、閉鎖病棟で過ごすことになった。
最初の1週間はスマホの使用制限がある病棟で、時間が経つのがとにかく長く感じた。
スマホが使えないのがあまりにも辛すぎて、主治医の先生やPSWさん、看護師さんとあらゆる人にお願いして、スマホが使える病棟に移してもらった。入院して2週目にして、スマホが使えるという自由を手に入れた。
ただ、移った病棟はストレスケアに力を入れているところで、とにかく1人で静かに療養する専用のようなところだった。
スマホやiPad、ゲーム機を使えるのはいいけれど、1日中部屋(個室)にこもりっきり。
作業療法も週に3日くらいしかなく、30分〜1時間程度のわずかなものだった。
この環境にいるのが耐えられず、逆にストレスになっていると感じ、退院を考えるようになった。
あとは認知行動療法やSST(社会生活技能訓練)などのプログラムが豊富にあるところで、ストレスのコントロールなどのもっと根本的な部分を解決したいと思っていた。
私の場合、任意入院だから、退院したいといえば基本は退院できる。ただ、最終的には主治医の先生の判断になるけど。
12/6に主治医の先生とPSWさんに思い切って退院したいことを伝え、その日のうちに退院できるようになった。
これにて私の2週間の入院生活は幕を閉じた。
振り返ってみると、長かったような短かったような…
正直入院はとてもしんどかった。
けど良かったこともある。
それは、
①診断名が変わったこと
②お薬の調整をしてもらえたこと
③食生活が改善されたこと
である。
もともと通っていたメンタルクリニックではうつ病と診断されていたが、入院先の病院では問診を通して双極性障害の疑いがあると判明した。
確かにうつ状態だけでなく軽躁状態や混合状態と思われる時期がいくつかあった。
別の先生に診てもらうことで、他の視点からの診断をしてもらえたのは本当によかった。
そのおかげで、気分安定薬を使うなど、お薬の調整もしてもらえるようになった。
私はアカシジアやジストニアなどの副作用が出やすいタイプのため、入院しながらお薬を調整できたのはありがたかった。
そして、1日3食の栄養バランスの考えられた食事をすることができた。
嬉しいことに私が入院していた病院の食事はおいしく、毎回のメニューを楽しみにしていた。
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初めての入院生活は辛いこともあったし、早く退院したいと思うことも多かった。
けど今思い返してみると、入院してよかったと感じている。
もう入院はしたくないけど、今回の入院をネガティブに考えるのではなくポジティブに捉えられるようにしたい。