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#45 未就学児がいながらのオンライン打ち合わせは「ビジネス的にナシ」なのか?
先日、ある方の発信が素敵だなーと拝見していました。
・2人育児中
・出産をきっかけに「働く」を考え直した
・会社員をしながら自分にできることを少しずつ増やしていき、仕事と家庭のバランスをとりながら暮らしている
自分との共通する考えもあり、SNSでの雰囲気もとっても好きでした。
オンラインで講座をされているとのこと。
無料の範囲でもとっても学びになるし、お近づきになりたいかも…!ということで、結構本気で参加するか迷いました。
しかし、参加を検討するためのオンライン打ち合わせの段階で、終わりました。
なぜなら、「未就学児のいる状態でのオンライン打ち合わせはNGです。ビジネスの場なので、ちょっとそれはないですよね」といわれてしまったからです。
わたしは現在育休中。
自分のコントロールできる平日日中でのみ、複業など、自分個人のための活動をしています。つまり、平日日中の赤ちゃんがいるときしか、オンラインの打ち合わせができません。
一方、今回わたしが関わってみたいと思った方にとっては、赤ちゃんも含めた未就学児がいる状態でオンライン打ち合わせに参加することは、ビジネスの場として適切ではないということでした。
この経験から学んだことが3つあります。
1つ目は、「共通点があっても、勝手に相手に期待しない」ということ。
もともと相手が50代男性、基本の家事育児は奥さんに任せてバリバリ仕事優先で働いてきた風の方なら、最初から検討しなかったと思います。
相手の方が
・子育てを経験したお母さんで
・会社員をしながらなど、いろんな制約がありながらも複業をした
という共通点があったから、
・この方は同志だ!
・赤ちゃんがいても抱っこ紐などで工夫をできる限りすれば、オンラインの打ち合わせに理解いただけるのでは。
と勝手に期待してしまいました。
なんなら、正直、最初は裏切られたような感覚でショックでした。SNSでの暖かい雰囲気から人物像を描いてしまっていたので、断り方(一刀両断にNGを受けた)のギャップにも二重でダメージを受けました。
でも冷静に考えたら、勝手に一緒だ!同志だ!と思ってたのは自分なんですよね。
かいてある事実以上の期待による思い込みには気をつけたいと思いました。
2つ目は、わたし自身はやっぱり未就学児がいながらでも、がんばりたい!と思う方の気持ちを尊重したいということ。
今回の方の考えを、否定はしません。
この方は、「子育て中の母親であろうと、ビジネスの場なんだから、子どもは家族に預けるか、外部サービスを使える状態にしてから、オンラインでの打ち合わせに参加しようとするベき」という考え方なんだと思います。
個人の考えに、正解・不正解はありません。なんなら上記の考え方が世間ではマジョリティなのかもしれません。
でも、わたしは常識から外れようが、マイノリティだろうが、
「やりたいけど、小さいこどもが同伴にはなってしまうわたしなんて無理だよね」という方に
「大丈夫だよ、とりあえずやってみようよ」と背中を押す存在でいたいと思います。
もちろん、こどもいる方NGとした方が時間調整もしやすいし、楽なんです。ぐずって何言ってるか聞こえないとかもないし。でも、わたし自身が制約がありながらも、やってみたい!という気持ちを胸にここまで来ました。
なぜか?というと
そんなわたしでもいいよ、とオンラインで会ってくれたり、
助言をしてくれたり、応援してくれたりした方がいたからです。
だから、「わたしは」これからも制約がありながらもがんばりたい!やってみたい!人の声にできるだけyesといえる仕組みなどを考えていきます。
例えば、グラレコやってみたい!と思いながらも、できていない子育て中のお母さんでも参加できるようなビジュアルシンキング教室の仕組みを今準備しているところです。
3つ目は、SNSではスタンスを示すのが大切だということ。
今回のミスコミュニケーションって
・相手の方の発信に「未就学児がいる状態ではオンライン打ち合わせNG」と書いていないこと
・わたしが書いていない余白を勝手に勘違いしたこと
からはじまりました。
わたしの思考整理やグラレコ風自己紹介でもオンライン打ち合わせがあります。
逆に「未就学児がいながらでも、打ち合わせOK!」というわたしのスタンスを示していないと、「やりたいけど、たぶんきっとダメだよね…」とあきらめてる人もいるかもしれない。
ので、声をあげようと思ってこのnoteを書いた次第です。
この経験から、自分のグラレコ風自己紹介にも、明記することにしました。
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ということで、未就学児がいながらのオンライン打ち合わせは「ビジネス的にナシ」といわれたけれど、わたしはアリだと思いたい。正解はないけどね、という話でした。
それにしても、もしかしたら自分も「想像していたまるさんは、自分と一緒!と思ってたけど実際ダイレクトメッセージでやりとりしたら〇〇なんだな」と失望させてしまうこともあるのかもなと思ったりしました。
人間同士なので、最終的にあう・あわないは発生してしまうだろうと思いつつ、できるだけズレないようありのままを発信しようと思ったのでした。