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#55 手書きは心のバロメーター

年末年始の振り返りをするシーズンになりました。

手帳やノートなどを手書きするとき、プロが書くみたいにきれいに書きたいな〜と憧れますよね。書き損じもなし。ていねい、キレイ。みてるだけで癒される。

わたしもインスタの手書きアカウントが大好きなので、いつも眺めながらそう思っています。でもね、手書きは心のバロメーターだから、逆にムリしてきれいに書くことはないんだよ、と伝えたいです。


手書きは、自分の心の状態を反映してくれる

調子いい時 字は、まっすぐ、ととのう。

調子悪い時 字は、走りがち、ナナメで、行間が狂う。

キーボードの文字とちがって
手書きは書いてある情報+自分の感情が乗ってくる。

だから、ざっと振り返ったら、「自分の調子がどうだったか」を長いスパンでふりかえれます。

あ、この週は全体的にしんどかったんだな。

でもそのあと、立て直した時に、色々前進してるな! など。


さらには、ふと「第三者的な目線」で立ち止まれる時があるんですよね。
文字がくずれてる、ってことはわたしの調子、今そんなよくないかも?みたいな感じで。

映えない手書き、がむしろいい

手帳やジャーナリングをいつでもキレイに書こうと自分を強制してしまったら?

知らず知らずのうちに、手書きするのがしんどくなってきます。おっくうになって、先送りしてしまう。

「ていねいな手帳を書くこと」がストレス解消の人はともかく、ふつうの人は映えない手書きでいい、むしろ手帳やノートくらい、100%飾らないでいいよ!と思います。

ちなみにわたしの場合を見返してみた

今赤ちゃんとの生活で、基本書く時間に追われるわたし。普段書いているノートを振り返ってみました。

キレイな方もそんなキレイじゃないという笑 自分向けなんて、こんなもんです。


こんな感じで、同じ人でも調子によって変わるのが手書きの面白いところ。

まずは1週間書いてみたら、
世間一般でいう字が上手、下手とはちがった、自分の手書きの「マイパターン」がみえてくるはずです。


だれかのキレイな手書きをみることは大好き。
けれど、自分用ではありのままに書くようにしているし、これからもします。

そのほうが自分のキモチが自分に伝わる気がするから。

人と比べなくなると、もっと手書きが楽しくなる。もっと自由に手書きをたのしもう。


▼このnoteを書いた人

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「手書きのチカラで、伝わる実感を育てる」をモットーに活動するグラフィックレコーダーです。中身は2児のワーママ会社員。

ビジュアルシンキング・グラレコのコツや活用法を発信中。いそがしい毎日でも一歩をふみだせる、ビジュアルシンキング教室も開催しています。

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