ふたりの英世と夏を越す
まだ暑い時刻に薬局へ買い出しに行きました。トイレットペーパーと無料でもらえる水のでかいペットボトルを提げたら、日傘がさせなくて絶望しました。ジリジリの太陽に打たれながら帰ってきて、アイスのように溶けたまるやまです🍡
わたしには、前月の家計簿を翌月の初めに付ける習慣があります。
先月ぶんはバタバタしていてまだできていなかったので、今日ようやく振り返りができました。
使った項目を細かく分けるのは大変ですよね。わたしの場合はいろいろな動画や本を参考にして、食費、日用品、娯楽などざっくり5種類に絞っています。
大きなカテゴリで括ると2つに分けられます。最低限の生活を送るために必要な「生活費」と、自分の趣味や人付き合いのために自由に使える「ゆとり費」です。
8月のゆとり費は2,000円でした。
しかも、ほぼスタバのコーヒー代でした。自分の時間を作るために少なくとも週一回は通っています。
2,000円ですって。高校生でももう少し使っている気がしますよ。
普段はもっと使っています。そんなにケチってた記憶もないのに不思議だなと思い、振り返ってみると面白いことに気づきました。
7月より前と8月を比べても、ひと月の満足度は変わらなかったんです。
体力がないせいで、猛暑のあいだ活動できる時間が減っていたかもしれません。でも、何かを我慢して欲を満たせなかった気持ちはあまりないんですよね。
人と出かけたのは「どうしてもここに行きたい!」ときだけでした。SNSを見なくなったから、物欲をかき立てられる情報にも触れにくくなっていたと思います。
お金は使わなかったにしても、お金を使うために買いものなどに費やしている時間はどこに行ったのでしょうか?
その答えは、映画や読書にありました。
この夏はアマプラとKindleのおかげで、クリエイティブな作品に触れる機会が増えました。お気に入りに入れっぱなしだった映画や、積んでいた本がかなり減っています。
たぶん今年の1月から7月までに読んだり観たりした作品の合計よりも、8月だけのほうが上回っていると思います。
それとPodcastやVoicyなど、音声の配信をいろいろ聴いていました。
夏はこれで充分たのしく過ごせるのを実感しました。
自分はどれだけの額を使えたら満足に過ごせるのか。
なにをしていれば幸せを感じられるのか。
それは本当にお金が必要なことなのか。
暑くてあんまり表に出る活動をしたくないときは、どちらでも問題なさそうなことを「お金を使わない選択肢で過ごしてみる」のもいいかもしれません。わりと平気だったりします。
おうちに引きこもり、ばんざーい。