ある恋の一片

お気に入りのロックミュージシャンのこととか、最近アイラインをどう変えたかとか。

少女から大人になった君はとても無垢で。

あたしは蝶が好き。
蝶みたいに羽ばたいていたいの。

君らしい、君だからこその言葉。

君は、君の好きな蝶になれたのかな。

僕を置いてきぼりにして。

花から花へと舞い狂うアゲハ蝶。

とても綺麗だ。

僕の指先にとまった蝶を、僕はころす。