未来を生きるための経済
こんにちは、Martinです。(@Martin83159167)
本日は、経済に解説していきたいと思います。
経済学は、幸せになるための学問と呼ばれております。
その上で、私自身の幸せの定理を示したいと思います。
幸せの定理:お金という制約から解き放たれて、ひたすらに自由に生きることです。
現状、私は会社員で平日は出社して働いて毎月末に給与を受け取り生活をしております。
会社員というものは実にストレスがあり、正直辞めたいと毎日考えております。(上記にTwitterを見ていただければ良く会社の愚痴を呟いております笑)
それでは、簡単に考えてみてみましょう。
もし十分に生活を送ることができるお金を手に入れたらどうしますか?
私の回答:即、退職します笑
では、こうなるための方法は存在するのか?
存在します。それは経済を学べばわかります。
経済は、現代のお金の流れの状況を教えてくれます。
これを知れば今後どうしていけばいいのかを知ることができると思います。
今回は、トマ・ピケティ氏の著書の21世期の資本論を参考にして考えていきたいと思います。
普遍的定理
こちらの著書に出てくる普遍の定理があります。
r > g
一つずつ解説していきます。
r = return(資本収益率)
資本を保有し、資産運用から得られる利益です。これを保有して生活している人を資本家と呼びます。
g = growth(経済成長率)
経済がどの程度成長し、そこから得られる利益です。いわゆる給料の成長のことです。つまり、これで生活をしている人を労働者と呼びます。
投資をやっている人であれば良く知っていると思いますが、4%ルールというものがあります。
4%ルール
金融資産でポートフォリオを構成した場合、毎年4%程度のreturnを見込めるというものです。
結果として、毎年4%程資産が増えているということがわかります。
一方、経済成長率は1%〜3%程の成長率ではないでしょうか。
そうなりますと、資本家の方が労働者より有利ということになります。
なぜなら、毎年少なくとも1%程は差が生まれていることになります。
現状
実際に、上記のような定理はいつから始まったのでしょうか。
正確なことはわかっておりません。
しかし、トマ・ピケティー氏の調査によれば200年前にはすでにこの構図は出来上がっていたとのことです。
それでは、今日の現状はどのようになっているかを解説いたします。
アメリカの現状を上げてみます。
ちなみに、アメリカは世界で一番良い経済を持っています。
アメリカのマーケットというところに全てお金があるとします。
・ここにあるマーケットのお金の約70%は、10%の資産家が保有しています。
・その他のマーケットのお金の約30%は、90%のその他の人たちが保有しています。
つまり、なかなか格差というものが進んでしまっているのです。
そして、アメリカという国は世界最強であるためどの国よりも先行して進みます。
つまり、他の国はアメリカが辿った後を追うようになるのです。
例えば、アメリカの株が上昇すると時間をおいて他の国の株も上昇し、反対にアメリカの株が下降すると他の国の株も下降する。
確かに例外はありますが、これは確実に起こります。
日本も他の国の一つですので、アメリカが先行したものに続きます。
それであれば、この事柄にも追っていくため確実に格差は広がっていきます。
ここまでは良く聞く話ですので、良く理解されている方も多いと思います。
次に現状を打開する方法を解説していきます。
打開策
歴史のように格差は広がり続けてきましたが、ある地点で何度か r = gもしくはr < gの瞬間もありました。
経済を良くするためには、2つの方法があります。
金融政策と財政政策です。
簡単に言いますと、
金融政策 = 金利を変化させる。
財政政策 = 公共事業に出資をする。
つまり、マーケットにお金を追加する効果をもつことを行うのです。
そのため、先ほど申し上げた通りある地点で何度か r = gもしくはr < gになった瞬間がありました。
その瞬間と同じことをすれば、この問題は解決をすることができます。
それでは何が起こったのでしょうか。
大規模な戦争です。
人類史上最大の公共事業は、戦争です。
こちらを行いますと、現状の問題である格差はなくなります。
しかし、これを行う権利を日本は放棄してしまっております。
そう考えると現状を打破する方法は今のところ皆無です。
結論
以上のことから、現状の格差から脱する方法はございません。
言葉を変えると現在のお金持ちはずっとお金持ちで、お金がない人はずっとお金がない状態が保持されるのです。本当に無理ゲーとなっております。
ここでおかしなことに気がつきます。
某有名人たちは、一時代で富を積み上げて富裕層になっているということです。
つまり、現状から脱する方法は残っているのです。
それは、正統法である資本家になることです。
おそらく学校では、資本とは、不動産・金融資産・特許などと教わります。
しかし、21世期においてはこれだけが資本ではありません。
情報が大きな資本となります。
SNSで、継続的な利益を生み出す人もいます。
そのため、資本すらも多様性を持ってきたのが21世紀です。
未来を生きるためには、さらに多様化した資本をたくさん集めて運用していくことこそが不可欠なのです。
そう考え、今後資本になっていくものを見極め保有していくことこそが21世紀を生き抜くために必要な行動なのです。
以上が解説となります。
それでは。