【お題チャレンジ】やっぱアメリカ好っきゃわ

初めて「コンテスト・応募企画」に参加してかいてみようと思う。

私が紹介したいのはアメリカ。書かれ尽くしている国だと思うが、自分の視点で捉え直して過去に経験したプランをもとにかいてみたい。

2018年社会人になって3年が経った頃に久しぶりにいった海外旅行。大学は国際系の学部だったこともあり、海外旅行も何度か行っていたが社会人になってからの三年間は本当に休む時間がないくらいずっと働いていた。海外に行くなんて夢のまた夢だと思っていた。

そんな中当時付き合っていた彼女(今の奥さん)がアメリカのシカゴに一年間駐在することになった。会いに行くということでお休みをもらい数年ぶりの海外へ。(おそらく今のコロナ禍で旅行に行けなかったところから久しぶりに海外旅行に行く気持ちと似ていたのかも知れない)

旅のスケジュール(3週間のアメリカ滞在)

この旅行の目的は半年間会えなかった彼女に会いに行くということで自分も彼女もとても楽しみにしていた。準備も念入りにせっかくならアメリカ横断見たいなことをしたいとなり、プランを練った。

彼女の働いているシカゴにまずは1週間滞在。その後ラスベガス、グランドキャニオン、サーフィンとヨガの聖地エンシニータスに、そして最後ロサンゼルスにいき帰るというプランであった。

シカゴからラスベガス、グランドキャニオン、そしてエンシニータスへ

旅の前半(シカゴ生活)

いきなりシカゴでの話に行く前に、日本出国から振り返りたい。それまでの三年間。乗り物といえば出張の時に乗った新幹線・電車のほかは近所を走り回るための自転車以外乗り物という乗り物には乗っていなかった。それが久しぶりの飛行機である。離陸する瞬間乗り物って正常動作でこんなに揺れたっけというくらい機体が揺れ、重力がかかった。きっと初めて飛行機を体験した昔の人たちもこんな感じの衝撃を感じていたのだろうなと思った。
シカゴについて感じたのは時差ぼけ。これも久しぶりの体験。寝ても寝ても眠い、身体がだるいという感覚。これも海外旅行を久しぶりにしたから感じた感覚であった。
実際のシカゴはどうだったかというと、とても過ごしやすいところであった。行った時期が夏だったので、日本の夏より涼しくカラッともしており一日中外で彼女と歩き回っていた。Millennium Parkで大きな球場の鏡の中に入理、Kanye Westのmvでみた光景だと感動した。

また彼女の仕事がまだ休暇に入っていなかったため、彼女の職場の近くで時間を潰し一緒にタコスを食べに行ったりしたのもとても楽しかった。最近は日本でも美味しいタコスが食べれるけどなんでアメリカの普通の店で食べれるタコスってあんなにうまいのだろうと感動した。日本で吉牛を食べる感覚で入れる店でとても美味しいタコスが食べれることが最高であった。

シカゴ編はそろそろ終わりにする。最後にシカゴに行って面白いと感じたのはどのマンションにもほぼ必ず屋外と屋内用の駐車場が用意されていること。シカゴは冬になると雪がめちゃめちゃ降る。外に車を停めておくと毎朝雪かきをする羽目になるため地下駐車場が用意されているとのこと。ほぼどのマンションでもそうなっておりスケールの大きさを感じた。

旅の中盤(ラスベガスからエンシニータスへ)

シカゴでの1週間ほどの生活を終えた後はラスベガス、グランドキャニオン、間にセドナを一日挟みエンシニータスに向かった。
シカゴからラスベガスまで飛行機で移動。ラスベガスでレンタカーを借り最終目的地のロサンゼルスまでルート66を運転していくコースである。ちなみにシカゴ側の出発口は肉眼で収めておいた。借りた車は韓国産のKIA

ラスベガスの空港に到着。最初に感じたのは他にラスベガスに行った人と同じ感想だと思う。

空港からもうカジノなのかよ。

さすが、カジノで潤っている街である。ラスベガスの滞在は一日程度であった。目的はカジノのまちがどんなものかを見ること。映画で見るラスベガスそのものが広がっていた。オーシャンズ11とかで見た光景そのものであった。ギラギラしたネオン、ニップルシールをはり闊歩するストリッパー、高級車の数々、謎にめちゃくちゃでかい観覧車。砂漠の真ん中に本当にこんなのたてたんだと驚く。

自分達の泊まったホテルはフラミンゴ・ホテル。映画「バグシー」の舞台にもなったらしい。まだ見たことない映画なのでいつか見てみたい。
カジノはもちろん体験してみた。アメリカについてからずっと感じていたが、基本的に人は親切だ。初めてのカジノ、ルールもいまいちわからなかったが、周りの人がルールを教えてくれたりした。そして特にトラブルに巻き込もうという雰囲気でもなく、数万円を稼ぐことができた。

ラスベガスからグランドキャニオンへ。車で6時間ほど走った。初めはラスベガスのギラギラした場所を走るが、そこから先は景色も変わらない砂漠の中を真っ直ぐにひたすら走り続ける。こんな経験もなかなかできない。少なくとも日本では北海道で真っ直ぐな道を数時間走れるとかそんな程度である。グランドキャニオンは国立公園なので入館パスみたいなものをもらい、入園する。

グランドキャニオンでの目的は渓谷に映る夕日を眺めること。ただし、この日の天候はあいにくの曇り空。夕日は見ることはできなかったが、地球のスケールのデカさは確かに感じることができた。そのままその日は車中泊。彼女も初めての車中泊、意外にちゃんと寝れたねって話をした。

翌日、グランドキャニオンからエンニシータスへ向かって車を運転し続けた。一日では着かないので途中ホースシューベントによったり、セドナに寄ったりで二日ほどかけてエンシニータスにいくスケジュールである。
ホースシューベントでは、大きな岩の周りを流れる川を見た。なんというかああいうところで度胸試しをする人がいるが、本当にみているこっちが怖くなるのでやめてほしい。一度訪れると言っている意味がわかると思う。

その後セドナという街に泊まった。ここは砂漠の街だと感じた。街全体が赤茶色である。建物も全て赤茶色。そして人間の身長よりも高いサボテンがそこかしこに立っている。そして景色が抜群に良い。金持ちの別荘のような建物もいくつも立っていた。自転車をレンタルし、街をぶらぶらしてみた。たまたま見つけたレストランがとても印象的であった。リゾートホテルの一角をビジターにも開放しているレストラン。砂漠の街にポツンと現れた川辺にそのレストランはあった。赤茶色の世界からそのレストランに向けて階段を降りていく。木が生い茂っており灯りは豆電球が木々にぶら下がり、耳をすませば川のせせらぎが聞こえる。さながらアットホームなホームパーティーであった。

そんな砂漠の街とその中でのオアシスを満喫し一泊した後、次の目的地エンシニータスへ。セドナが砂漠の街であったなら、エンシニータスは、水の楽園である。

旅の終盤

ついについにエンシニータスである。セドナも初めて聞いた場所であったが、このまちも初めて聞いたところであった。彼女にサーフィンがしたいと伝えて見つけてもらった場所であった。結論、世界中どこで住んでもいいよと言われたら住みたい街としてあげたいほど魅力に溢れる街であった。

まずサーフィンとしては海岸線がとても長く混雑と無縁な状況でパワーのある良い波を堪能できた。冬にはもっといいなみになるらしくまた機会を見つけて訪れてみたい。またビーチ周辺の環境にちゃんとお金をかけているらしく、海にいくまでの階段がとても綺麗に整備されてあったり、シャワーが整備されてあったり文句なしである。ここでも人はとても優しくすぐに仲良くなれる。ここでの一番の思い出はサーフィンをしている時に虹が空に広がり沖でイルカが飛び跳ねており、みんなでその光景を見て思い思いに拍手したり歓声を上げていたこと。

サーフショップもコーヒーショップや健康志向の食品店が多くヨガの聖地でもあるらしくヨガスポットも多く、ヨギーなサーファーにはまさに夢の国であった。気候もずっと温暖で人も街もゆったりした感じで人生の余生を楽しんでいるような人ばかりであった。自然と笑顔が溢れる。そう感じる街であった。

そうした旅を経験し、最後はLAXから帰宅。彼女と空港でハグして別れ一人で帰国。最後の別れは本当に悲しかった。

まとめ

旅に出る魅力は新しい刺激だったり思考の幅を広げてくれること。
サーフィン中にみんなで拍手をする時間がある人たちがいるのを知らなかったし、海外のタコスがあんなに美味しいことも知らなかった。
シカゴの駐車場問題も考えれば当たり前の解決策であるが、そんなことを日本にいたときに考えたこともなかった。

また海外に行けるようになったので、また旅行をしたい。今度はバリなんて言ってみたいなと思うのでした。

以上。読んでくださりありがとうございました。


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