「親を思う」
あまり好きでない親から
解放される
家業とともに
嫌いから
だいぶ成長した
だいぶ許せるようになった
でもこの解放も一時的
まだ介護と
死が残っている
介護は…辛いだろうな…
苦汁を飲まさるような
日々になると思う
それでも向き合わなければならない
この親を知ることは
自分を知ることになるのだから
死はどうなのだろう
全く想像もつかない
私は悲しむのだろうか?
反面教師は
私には優しくなかった
それでも悲しむのだろうか?
息子は私が死んでも
悲しくないと言った
それは少し悲しい
親も同じように
思うのだろうな
そう思うと
悲しむことが
最後の親孝行のようにも思えて
涙が出た