「小石川植物園椿歌 三十九首 その二」
オーラある
光輝く
源氏かな
おしべ消え
美の代償に
実を無くし
雅やか
ひかめく白さ
月の都
ド派手にね
紅白合戦
火花咲く
城が跡
白く浮き出る
後瀬山
今もなお
本所に潜める
月の影
菱のよに
尖る花弁は
ショッキング
菊薔薇と
美を競うか
紅椿
松笠に
なれる椿の
七変化
ふくよかに
たゆたう椿
赤らめて
まぼろしの
名を持つ椿の
白日夢
オーラある
光輝く
源氏かな
おしべ消え
美の代償に
実を無くし
雅やか
ひかめく白さ
月の都
ド派手にね
紅白合戦
火花咲く
城が跡
白く浮き出る
後瀬山
今もなお
本所に潜める
月の影
菱のよに
尖る花弁は
ショッキング
菊薔薇と
美を競うか
紅椿
松笠に
なれる椿の
七変化
ふくよかに
たゆたう椿
赤らめて
まぼろしの
名を持つ椿の
白日夢