購入してよかったもの (暖房)
温度については、30〜33度で保温していました。セカンドオピニオンで横浜小鳥の病院で「加湿しないと温度が伝わりづらいので加湿器を入れて55〜60%まであげてください」とご指導いただいたので、その様にしてました。加湿器については別途ご紹介します。
パナソニック デスクヒーター グレー DC-PKD4-H
このヒーターは、予備として同じ型番のものをもう一個購入しました。製造工場が中国だとしても設計と管理が日本なので安心感があります。また、以前よりこのヒーターは冬場に使っていたのでバックアップ要員として購入しました。
▼普段からケーシの周りにコの字型に囲うように設置
更に周りにはアクリル板を立てて保温性を保ってました。温度を33度近くまで保つにはいろいろな苦労がありました。ケージを小さくすればいいだけのことなのですが、それも叶わず。(その話は別途します)
これにサーモスタットを付けて温度管理をしていました。その他に補助の熱源を付けて均一に保つ努力をしました。
▼爬虫類用のサーモスタット
サーモスタットについては、病気の鳥さんには「爬虫類用」を強く推奨いたします。(サーモスタットは別途他の機会に詳しく紹介させてください。)
車での通院中もポータブル電源(Jackeryポータブル電源 400 大容量)につないで使用してました。とても頼れる組み合わせです。
ジェックス ホッと2WAYヒーター S
テントの真裏に設置してます。このヒーターにくっついて「お友達と一緒」感覚を再現している感じがします。ジュウシマツの英語名は「ソサエティーフィンチ」なのでみんなと一緒に巣に「きゅ!」って詰まっている方が楽しいでしょうね。
ジェックス ホッと2WAYヒーター M
上記のヒーターの一つサイズが大きいものです。タオルの下に敷いて床に落ちた時に冷えないようにしています。床暖房システムです。
SANKO 外付け式 バードヒーター E55
このヒーターはケージの前面に設置しています。前面はアクリル板で覆っていません。筋肉の萎縮があるため、ひっくり返って仰向けになった時に普通だったら翼で起き上がれるのですが、その筋力がないからです。そのため、我が家では直ぐに助けてあげられるように、前面全面をアクリルで設置しないことにしました。
一定上の温度になると自動的に熱源が切れるのでサーモは付けていません。熱くなりすぎることはないので安心です。直接触れると火傷・低温やけどのおそれがあるのでケージの向こう側に設置しています。
INKO(インコ) USBヒーター Heating Mat Heal 2020年モデル PD-270 電磁波 フリー パーソナル 電気 マット 薄型 温熱 銀ナノ インク(ローズウッド)
このヒーターは、キャリーケースの底に敷くように購入しました。これ一枚で29度まで温度を保つことが出来ました。USBでの電力供給なのでモバイルバッテリーに繋いで使うことが出来ます。
実証実験:キャリー内の温度がどれ位上昇するのか
実験は自宅マンションの廊下:気温22度
ポータブル電源を使用しての実験です。温度と使用時間を測定しました。
▼スタート時のキャリー内の気温は22.9度でほぼキャリー外と同じ気温
▼半日程度立ったときのキャリー内の気温は29.5度
このポータブル電源で1日半使用できることが分かりました。
軽くてお手軽なバッテリーご利用の際には、電源の利用時間を計算だ割り出した上で、必ず「ほんとにこの時間使える?」と実験を行ってみてください。外気温が思ったよりも冷えた時には、使える時間が減ることも考えられます。
通院時に電車利用でご利用になる際には、途中で電源が切れて冷えてしまったら大変です。
また、健康な鳥さんに熱中症の注意が必要です。必ず写真のように温度計を付けてください。温度計は床面やヒーターに直接接しないように中間くらいのところに置くのが望ましいと思いますが、齧ってしまう子の場合には2箇所設置してモニタリングされるとイイかと思います。