精神に疾患は存在するか?
精神医学・精神医療を考えると、
最終的には、
やはりこの
「精神に疾患は存在するのか!?」
という
問題にぶち当たりますね。
やはり
過去に書いた記事に、
無人島で暮らすロビンソンクルーソーは、
精神病になるか?
みたいな記事も書きました。
海外や日本の著名な医師達による
「精神に疾患は存在しない」みたいな著書は何冊もあります。
さすがに、
素人のわたしにはわからない問題です。
正しくは、
現在「精神病疾患」とされてる、
症状・状態はありうるけど、
病気では無い。
といった少し哲学的な難しい解釈になります。
無人島で暮らしてるなら、
錯乱しようが暴れようが、
誰にも迷惑はかけないし、
他人と比較できないので、
そのこと自体を異常と捉えられない。
故に精神病は存在しない。
でも
現実に周りに他者がいる社会で生きてる以上、
周りの人間が困ったり迷惑被ったり、
恐怖を与えるような精神状態を現す
人間は存在するわけです。
Kindleで統合失調症の妻を持つ夫の手記を、
読んだことがあります。
一言で言うと、
「重篤で大変だな、、、」と感じました。
原発の症状が、
近所で他人がいるにもかかわらず、
大声で叫び錯乱して暴れる。
絶え間なく幻聴が聴こえる。
独語、空笑が絶えない。
やはり
こうなると、
治療せざる得ないことになりますよね。
ただ
治療して完治するのか?
治るのか?
は別問題。
この手記を読んでも、
10年以上ありとあらゆる抗精神薬を、
副作用に耐えて飲んでも良くならず
医療保護入院になります。
繰り返し、
精神科医と精神医療への不信感も書かれてます。
精神科医にも
「この病気は治らない。
定期的に措置入院を繰り返して、
一生過ごす患者も少なくない」
と、
遠回しに主治医から
「治りませんよ、
完治はしませんよ」
と言われて悲しみ苦しんでる。
薬物治療には、
かなり不信感を抱きながらも、
ずっと薬を飲んでるようでした。
というか、
選択肢がなかったようです。
それしか、、、
結果的には、
転院して5回以上の電気ショックで
良くなった、、、
みたいなあたりで手記は終わってますが、
その後どうなったかはわかりません。
もしかしたら、
また悪化してエンドレスループになってるかもしれない。
とあるベテラン精神科医の方は、
30年近く普通の精神科医として治療してきたけど、
誰一人治らなかった。
みんな回復しないまま歳を重ねただけ。
と
仰って、
減薬断薬を手がける医師に方向転換されました。
回復というのは寛解ではありません。
向精神薬も飲まなくてよくなり、
精神科通院もしなくなる。
完治を回復と定義します。
その先生が減薬断薬指導して、
統合失調症や躁鬱病の人ですら、
回復して精神科卒業してる人がいるらしいです。
真実はいったいどこにあるのでしょうね。
精神医療に限らず、
真実ってけっこう隠されてますからね。
完治はないとされてる
それらの二大精神疾患。
でも、
現実には
私もSNS上で何人も断薬することにより、
それらの疾患から回復して、
ちゃんと社会生活を営んでる人を何人も
知ってます。
ごくごく普通の人になって、
日常を満喫してます。
小倉譲氏や内海聡医師などは、
精神医学は医学でないと断言してます。
確かに
抗精神薬は鎮静効果が強いので、
それらの激しい症状を出す精神疾患を
押さえ込み鎮静させることはできるのでしょう。
脳を麻痺させて鎮静させるのだから。
でも
根本的に治す薬では無い。
激しい症状を抑え込んだら、
結局は違う回復する方法を模索しないと、
一生エンドレス服薬人生で、
完治や回復はない世界なのかもしれません。
二大精神疾患と比較するのも変ですが、
「大うつ病」は別として、
「うつ病」なんて、
可愛いものに感じました。
錯乱したり暴れたり、
独語、空笑、幻聴、幻覚。
人格崩壊。
そんなことにはならないですから。
ただ
これだけは真実のようです。
過剰診断により、
二大精神疾患の誤診が多い。
「誤診」
たまりませんよね。
あとは、
薬剤性精神病。
向精神薬を飲み続けることにより、
これら2大精神疾患にグレードアップ。
最大の薬害と言えるでしょう。
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