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警告②
アメリカの精神科医
ウィリアム・グラッサーの著書
「警告!」よりです。
本の見出しタイトルには、
ズバリ
あなたの精神の健康を損なうおそれが
ありますので、
精神科には注意しましょう
と
書かれています。
アメリカのDSMマニュアルに
「精神病症状」として書かれてる
症状を有する人たちは、
精神的に健康でないだけ。
孤独で必要とする人々との関係が欠如しているに過ぎない。
そのような人々は、
DSMマニュアルに述べられている
症状や苦痛、怒りなどによって
表現する。
彼らにとって必要なのは精神科の薬や
電気ショックではない。
薬も電気ショックも脳に損傷を与えるだけである。
回復への道はいろいろあるが、
特に
家庭・仕事・友人・地域社会への
融合が重要である。
また
希望や前向き思考の再学習。
自立精神も大切である。
現代の
「精神医学」において、
精神の健康(メンタルヘルス)という概念は、
症状を持つ人々を精神病と診断し、
治療法として向精神薬を処方することだけである
あなたの「精神病」は
「脳内化学物質のアンバランスに
よるものであり
薬物による治療しかない」
と
言い渡されるであろう。
向精神薬は無害ではない、
精神と脳そのものに害を与える
また研究により、
向精神薬には、
製薬会社が主張するような効果が
顕著でないことも指摘されている。
自分を「精神病」だと思い、
自分にはどうすることもできないと
信じることと、
自分はただ不幸せなのだと思い、
自分で何とかできると信じることとの
間には
雲泥の差がある。
「精神病」とされる症状は、
どれをとっても
脳病理学とは関連がないものばかりである。
これらの症状は、
不幸な人達が、
自分の不幸を表現する多種多様な方法である。
原因不明の体調不良ならば、
医師は
「あなたは病気ではありませんよ」
と
言うが、
精神の健康となると、
病気ではないと
確証してくれない。
代わりに
「あなたは精神病だ」
「脳ないし脳内化学物質に病状が見られる」
と
言われる。
そして実際には存在しない
「病状」を治療するためには、
「向精神薬が必要だ」
と
言われるだろう。
精神科医は、
あなたの脳が正常であり、
問題はあなたの不幸であること、
また
あなたの見せている症状は、
その不幸の露出に過ぎないなどとは、
つゆほども考えない。
精神科医にとって
鬱やDSMマニュアルにリストアップされている
症状を持っている人は、
全員精神病者であり、
投薬が必要な人達なのである。
正常な脳の機能を阻害する薬物を
あなたの脳に入れる医師は、
あなたの精神の健康の敵
であると
認識しても間違いではない。
精神医学は、
精神病を作り出すために、
科学と常識を入れ違えてしまう。
そして
何らかの症状があればまた
即
「脳に異常がある」としてしまう。
今回は
以上ここまで。
改めて記しますが、
ウィリアムグラッサーは
アメリカの著名な精神科医です。
精神科医の声です。
そして、
私が読んできた本の中で、
改めて名著と感じた何冊かを紹介いたします。
ロバート・ウィタカーは
ネットでさらにhome pageで彼の
主張を読むことができます。
日本だけの情報に頼っていては、
特に精神医療に関しては
絶対にダメです!!