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元ウェディングプランナーの結婚式の話②

今回は前回の続きで、披露宴会場の装飾については書いていこうと思いますが、その前に先日の結婚式での出来事を少し話しますね。

それは結婚式が行われる前日に会場のチェックをしていた時のことです。

配席があっているかや席札の名前があっているか、引出物が用意されているかなど、様々なことを普段から確認して当日を迎える準備をしておりますが、その中でひとりだけ名前に見覚えのある方がいらっしゃいました。

「なんか見たことある名前だな~誰だろう?」なんてチェックを進めていた時にふと思い出しました。

『あ!中学校の時の学年主任の先生だ!!』と。

少し珍しい名前だったため、よっぽど間違いないだろうけど、明日ご来館されたら確認しようと思って当日を迎えました。

そして当日ご来館をされ、顔を見た時に「やっぱり、先生だ!」と確信しました。

いつ声をかけようかなと考えていましたが、結婚式は気兼ねなく楽しんでほしいと思い、新郎新婦様がゲストのお見送りをされたあとにしようと決めました。

しかし、なんて声をかけたらいいのかとかいろいろ考えていたら、急に緊張きてきてしまい、声をかけるのはやめようかとも思いましたが、なんとか声をかけて話すことができました。

さすがに中学を卒業してから約10年も経つし、覚えていないよなとは思いつつ声をかけましたが、先生はびっくりした顔をしながら「うん、覚えているよ。」と言ってくれました。

正直、担任を持ってもらったわけでもないから覚えてるわけなんてないと思っていましたが、話をするうちに、本当に覚えてくださっているんだと分かり、ただただ驚きました!

恐らく今まで数えきれないほどの生徒である子どもたちと関わってきているわけで、また学生の時とは違って容姿も変わっているのは当たり前なのに分かるってすごいですよね。

やっぱり覚えてくれているって嬉しいものです。

私も担当した新郎新婦様のことは何年経っても覚えているもので、同じようなことなのかなって思いました。

人との出会いはこれからも大切にしたいものです。


さて、話が少し長くなってしまいましたが、ここからは前回の続きである披露宴会場の装飾について紹介していきます!

トータル的に一番悩んで考え、こだわった空間が披露宴会場です。

前回も少し書きましたが、披露宴はゲストが一番長く過ごす空間のため、テーマである「桜」をイメージにいろんなアイテムを考えました。

《会場装花》

花材に桜を入れて、ピンク・ホワイト・グリーンで春らしく。

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披露宴会場の雰囲気は会場のお花とテーブルクロスの色味でかなり左右されるため、どんなイメージにしたいかをよく考えて選ぶべきところです。

実際、ピンクと一言でいっても、うすいピンク・濃いピンク・くすみピンク…と様々なはずです。

私はピンクでもかわいくなりすぎない大人かわいい感じの雰囲気にしたかったため、メインテーブルには濃淡のあるくすみピンクのチュールをつけてバランスを考えました!

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またテーブル装花は高さも形も違う組み合わせで2パターン考え、ランダムに置きましたよ。

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《テーブルコーディネート》

そして会場の雰囲気を決めるのに左右されるといったテーブルクロスは「ベージュ」を選びました!

テーマである「桜」や「ピンク」を際立たせるために、あえて落ち着いた雰囲気で会場装花等のテーブルコーディネートの色合いに邪魔にならないような色に決めました。

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色合いはピンクや白、ベージュでまとめ、大人かわいい雰囲気にし、テーブルナフキンも2色のピンクでランダムに置き、雰囲気を統一しましたよ!

ペーパーアイテムも招待状と同様に友人と一緒にデザインを一から考え、こだわってつくりましたので、ここは次回また詳しく書いていきますね♪


そしてあとがきですが・・・

今こうして振り返ってみると大変だったけど、いろいろと考えるの楽しかったなと思いながらnoteを書いていますが、どうしても結婚式でのコーディネートに関しては、当日にしか完成形を見ることができないため、実際自分の頭の中にあるイメージが、どんなものになるのだろうと不安な気持ちをもつ方もいらっしゃるはずです。

実際に私もその一人でした。

自分の中ではこんな感じにしたいってものがあるけど、それがどのくらいのレベルで出来上がるのかなって当日まで思っていました。

結婚式当日を迎えて、私としては思った以上に満足のいったコーディネートにすることができました!

これは式場のスタッフや相談に乗ってくれた友人のおかげだなって思っています。

なかなか思っていることをスタッフとかに相談できない、言っていいのかなって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、不安なことやこだわりたいことは、きちんと言葉にすることをおすすめします。

人間、言葉にしないと伝わらないもので、何となく伝わっているだろうって思わずに、明確にこうしたいとか伝えてください。

私は困ったら周りの人に頼って、専門的なことは式場スタッフに相談して、こうするためにはどうしたらいいのかとか話を聞いてもらいながら、進めてきました。

相談せずに一人でも全然準備できるって方も、もちろんいらっしゃるとは思いますが、結婚式準備を一人でやっていくのはなかなか大変なことです。

今回花嫁の立場になって、やっとその気持ちが分かりました。

一人で抱えずに周りを頼るのも結婚式準備には大切だと思います。

いま準備を進めている方やこれから準備を進める方で困った時は、素直に周りを頼ってみてくださいね♪


最後までお読みいただき、ありがとうございました!





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