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食事を楽しむことの喜び

先日は、ひさびさに子供たちがバンドの友人と大阪に帰ってきた。
そして我が家で一泊だけして、翌朝には又バンで帰って行った。
東京は夕方にかかると、「30分が2時間かかるから急ごう」と
いつも冷静に行動計画を立ててくれていそうな子がのんびりしたみんなを
促してくれていた(^^)


彼らはライブを終え、夜中にうちに到着して
そこから、娘リクエストの我が家の定番チキンポットパイ(実は作るのは簡単)と、夜おばあちゃんが運んできてくれた徳島風おでんと赤飯の夕飯。

お腹が空いていたのか、男の子たちはテーブルを見て歓声をあげてくれて
「手を洗ってきま〜す」って洗面所に行って


まずは

「あ〜!おでんの匂い! おでんがある〜さいこう!」って
コンロの上のおばあちゃんのおでんを、すごく喜んでくれたのは、めちゃくちゃ嬉しかった。
それぞれが器にこんもり、すじ肉やじゃがいも、ちくわ、大根などを盛って
「あービールまで!ありがとうございます!」なんて
ニコニコして美味しく食べてくれた。


私はみんなが食べ始めたのを機に
「では年寄りはもう寝ます〜ゆっくりいっぱい食べてね〜」と挨拶をして二階に上がった。


ほとんど寝ついていたら、娘が上がってきて、いつも夫が寝ているベッドにもぐってきた。
ニコニコしていて、
「あ〜つかれた〜 ありがとう」って、、
すぐにキューっと寝入ってしまい、
幼き頃と変わらぬ寝顔をちょっとだけチラ見させてもらって笑・・
それで
私も、安心して眠った。健やかな寝顔は平安の印。


翌朝早く、夏ぶりに孫に会いに、近くに住むおばあちゃんが来てくれた。
狭いキッチンに座って娘や息子としゃべっていると
バンドの子たちも起きてきておばあちゃんに挨拶したり
ちょっと自己紹介したり、
椅子に座って談笑したり・・・

なごやかで、なんとも、よき朝だった。
おばあちゃんも、とってもとっても幸せそうだった。

類は類を呼ぶ・・っていうことわざがあるけれど
なんだかバンドの子たち五人には似ている雰囲気があって、それは純粋で優しい、謙虚なことかな・・・(^^)
とにかく、いい時間を過ごせて 幸せでした。


普段はおとなしくて、めだつのはぜったいに避けたい派の母だけれど
孫世代になれば、もう90歳のおばあちゃんだから、照れたりしないで、
ほっこりくつろいで、
遠慮して途中でそそくさ帰ることもなく、、


バンが去るのを、手を振って
私とダンナさんと一緒に見送りました。


良い日。
こういう日が、良い日というんだなあ。
もっともっと良い日を
たくさん、おばあちゃんにも体験してほしいなあ。


うちにきて泊まる人は
この世でちゃんと出会うべくして出会う人たちだなあと思う。
まだ来ていない人も同じだよ。
いらっしゃいな〜(^^)
気を遣わなくてぜんぜんだいじょうぶだからね〜
歓迎するよ〜
いつでもね。


昔ながらのツリー出したよ^_^
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