第10話 クイズクイズ
いつも読んでくださる皆様、いつもありがとうございます。
営業マンのまろまろです。
先日、切削加工を得意とした
主に金型製造を手がける会社の経営者の方と、
キーエンスのご出身で、リード電気時代からキーエンスまでの変遷を見てこられた方で、
どちらかというと技術畑の方で、商品企画なども手がけてこられたOBの方をお引き合わせした際のできごと。
キーエンスの方(以下キ)から、社長に(以下社)こんな質問が出ます。
キ「御社はどんな会社になりたいのですか?」
社「目標は2つです。1つは営業利益率50%、もう一つは社会貢献です」
キ「営業利益率50%ですか・・いいですね!」
社「でも、キーエンスってあれだけ利益率が高いことで有名で、値下げしてくれってならないんですか?」
キ「そうですね・・・ちょっと話変わるかもしれませんが、●●さん(もう1人いた総務部長さん)、営業利益率50%を目指すために何をすればいいと思いますか?」
●●「うーん、例えば・・・工場の生産カイゼンとか、もっと高く買ってくれるお客さんを見つけ出すとか・・・でしょうか。細かい事の積み重ねだと思います」
キ「実はそれが間違っているんですよね。先程、現在の営業利益率は商品別に見ると、高いもので20%ほど、低いものだと2%ほどと伺いました。ここから、コスト削減でさすがに50%はいかない」
社「確かにそうですよね・・・」
キ「キーエンスは何を売っているかわかりますか?キーエンスは省人化機械を売っているんです」
社「センサーなどですよね」
キ「そうなんです。センサーというか、今回のテーマの話をするならば省人化機械を売っているといったほうがわかりやすいでしょう。
製造業と一口に言っても、例えば加工屋ではこの利益率はなしえない。
そして、御社もいまのまま金型を売っていたらおそらく営業利益率50%には到達しない・・」
社「どういうことですか?」
キ「省人化機械の提案と加工業は全く別物なんです、なぜならば、・・・」
だめだ、手が疲れました。
このさきは来週書くことにします。
(初の2回にわたるパターン)
キーエンスの方が何をおっしゃりたかったのか、ぜひ考えてみてください!
と、ワタクシは思いました。