・゜・(ノД`)・゜・。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(ネタバレはありません)
【個人的な評価】
2022年日本公開映画で面白かった順位:1/1👑
生涯で観た映画で面白かった順位:3/1969
ストーリー:★×900
キャラクター:★×900
映像:★×900
音楽:★×900
映画館で観るべき:★×900
(1月10日に2回目観に行って順位アップw)
【ジャンル】
マーベル
スーパーヒーロー
アクション
【原作や過去作、元になった出来事】
・漫画
『アメイジング・スパイダーマン』(1963-)
・映画
『スパイダーマン』シリーズ(2002-)
【あらすじ】
ピーター(トム・ホランド)がスパイダーマンだという記憶を世界から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。その結果、このユニバースに、ドック・オク(アルフレッド・モリーナ)、グリーン・ゴブリン(ウィレム・デフォー)、エレクトロ(ジェイミー・フォックス)、サンドマン(トーマス・ヘイデン・チャーチル)、リザード(リス・エヴァンス)といった強敵たちを呼び寄せてしまう。
彼らがこのユニバースに同時に存在することだけでもすでに危険な状況。ストレンジは、ピーター、MJ(ゼンデイヤ)、ネッド(ジェイコブ・バタロン)に協力を求め、彼らを各々のユニバースに戻そうと試みるが、次々と襲いかかってくるヴィランたちに成す術がない。その脅威は、恋人のMJや親友のネッド、さらにはメイおばさん(マリサ・トメイ)にまで及ぶ。
最大の危機に晒されたピーター。このユニバースを守り、愛する人たちを守るために、彼に突き付けられる<選択>とは――。
【感想】
マーベル・シネマティック・ユニバース第27作目にして、MCU版『スパイダーマン』シリーズ第3作目。そして、これが2022年一発目の作品です。
いやーはやこれは、、、今年1位確定ですわ。。。超を何個つけても足りないぐらい、超面白かった。。。メチャクチャ言いたいことはあるんですが、、、これから観る人のためにやめておきます。この記事のタイトルも、何か書くとネタバレになりやしないかとヒヤヒヤしてるんで、感情を表す顔文字だけにしておきました(笑)とりあえず、ネタバレを避けて感じたことを書いていきますね(1ヶ月ぐらいしたらネタバレありの感想を書くかもしれません)。「ちょっとでも他人の感想は見たくない!」という方は、ここでそっ閉じしてください。
<ヴィラン勢ぞろいにエモさ爆発!!>
今回から本格的にマルチバース(=多元宇宙論)の扉が開かれます。マルチバースっていうとわかりづらいですが、要は並行世界ってことです。今僕たちがいる世界と同じような世界が、他にいくつもあるという設定ですね。なので、極端な話、この世界で亡くなってしまったトニー・スタークですが、もしかしたら別の世界にはいるかもしれません。ちなみに、このマルチバースの設定はマーベルだけじゃなくて、DCも採用しているので、アメコミではポピュラーなのかなって思います。最近では『ドラゴンボール超』もそんな感じになってますね。
さて、予告でご覧になった方も多いと思いますが、本作ではマルチバースによって、違う世界の住人がやってきてしまうのが最大のウリ。それが、過去の『スパイダーマン』シリーズに登場したヴィランたちです。しかも、当時演じていた俳優がそのまんま出てるんですよ!!グリーン・ゴブリンのウィレム・デフォーを劇場で観たのは2002年。今から20年前のことです。当時高校生だった頃の記憶が蘇りましたよ。友達と渋谷の映画館に行った思い出が!
だから、今回の映画ってMCUのスパイダーマンが始まってから5年の歴史じゃないんですよね。まさに20年にわたる歴史の集大成なんですよ。特に、リアルタイムでスパイダーマンの映画をずっと観てきた人にとっては、かなり感慨深い作りになっているんじゃないかと思います。今、30~40代ぐらいの人はドストライクな世代ですよ、たぶん。
<貫き通すスパイダーマンらしさ>
今回の映画を観るに当たって、年始から過去作を観返していました。今ならアマプラで全部観れるので。過去の映画シリーズと比べると、MCU版のスパイダーマンって一番学園モノ感が強い気がするんですよね。主人公を演じたトム・ホランドが歴代ピーター・パーカーの中で一番若いってのもあるんですが、とにかくフレッシュで、若さゆえのドタバタ感があって、コメディ要素も多いんです。でも今回、過去のヴィランが登場したからといって、決してシリアス一辺倒になることはなく、ちゃんと笑いの要素も残しているのはよかったですね。ヴィランやドクター・ストレンジをおちょくるシーンや、ピーターとMJ、ネッドの掛け合いは笑えます。
だからこそ、ピーターを待ち受ける大きな運命が余計に重く感じられるんですよ。これは全シリーズ共通していますが、ピーターは常に葛藤していました。自由に青春を謳歌したい気持ちと、大いなる力を持つがゆえの大いなる責任との間で。やりたいこととやるべきことに挟まれて、なかなか思うような人生を歩めないもどかしさというのは、若者にとっての試練かもしれません。そんな中で少しずつ成長してきたピーターの終着点が、この作品で垣間見ることができます。
<他を寄せ付けぬ圧倒的な映像クオリティ>
マーベルの作品は、毎回度肝を抜かれるド派手なアクションもウリのひとつですよね。今回もそれを楽しみしていたんですが、もう期待以上のすごさでした!ドクター・ストレンジによる"ミラー次元"の表現や、各ヴィランたちとの超絶バトルなど、開いた口が塞がらないほどのクオリティは本当にすごかったです。僕はIMAXで鑑賞しましたが、あのドデカいスクリーンと大音量で体感するひとときは、まさにアメイジング!!これこそ映画館で観るべき映画です!!
<できるなら過去作の復習はしておいた方がいいです>
今回の映画では過去のヴィランが登場するので、過去作はぜひ観ておくことをオススメします。彼らがどういった経緯で特殊能力を得たのか、そしてスパイダーマンと敵対することになったのか、そこらへんの経緯は抑えておいた方が、今回の映画でのちょっとしたセリフなんかにも、「あー、そうそうそうだよね」って納得できる部分もありますから。より一層エモさが強くなって楽しめますよ!
<そんなわけで>
本当はもっと書きたいことあるんですが、、、公開初日の今日の時点では、書けるのはここまでですかね。。。とにかくつべこべ言わず観ろと、そう言いたいです(笑)過去の敵が全部出るとか、もはやズルい設定ではありますけど、マーベル好きやスパイダーマン好きにはたまらない作品になること間違いなしです!ここまでシリーズが続いちゃうとね、あまり事情を知らない人が、これを単品で観たときにどう感じるかは、逆に知りたくもありますけど。
あと、毎度のことながら、本編が終了しても席は立たないでくださいね(笑)