韓国映画「新世界」
「新世界」(シンセゲ)がとってもよかった。
邦題は「新しき世界」
残念ながら、好きな俳優 ハ・ジョンウは出ていないけど、やめられない韓国ノワール。
ハリウッドでのリメイクが決定したらしいけど、解る気がする。でも、これほどまでのオリジナルをしのげるものができるのかな?楽しみ。
オープニングは正視できないほどエグいヤクザの拷問シーンから始まる。
何千回観ても冒頭のシーンでえづく。
えづくのに観る。
そして、ドラム缶に入れられて桟橋で転がされる。
女優ソンジヒョまでもが血まみれでドラム缶に。
「新世界」、これはなんとしても劇場で観ればよかったわ。
そうそうたるメンバーが出演している中、私が「好きだなぁ」と思ったのは、パク・ソンウン。
映画「同窓生」では、ちょっとだけ出た主人公のお父さん。ドラマ「優雅な女」ではジニョン(B1A4)のお父さん。
そしてこの映画では、韓国一の犯罪組織でのNo.3。血も涙もない悪い悪い人。
出所後の一服シーンは、ラストシーンに並ぶ見どころのひとつだと思う。
私は、「よかった」とは言ったけど、観るには少々覚悟のいる映画だ。
あと2回くらい観て、ちゃんと理解したい。
観終えた後はフィルムノワールお約束の、虚無感やダダイズムが胸を締め付けて苦しい。
それでも観たい。
映画って凄い。最高の娯楽。
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