光る君へ〜平安の美魔女と美悪魔
今年もNHKの大河ドラマを見ている。
「光る君へ」
ドラマもいよいよ大詰めを迎え、放送も残すところあと6回。
そこで少し気になる事があって調べてみた。
紫式部と藤原道長、ドラマの中では結構年数が経っているが、2人ともいつまでも若すぎないか。
現在放送中のところでは、紫式部が40歳前後、藤原道長が47歳あたり。
平安時代の平均寿命は男性が50歳、女性が40歳と言われている。
ここから計算すると、紫式部は今の歳になおすともう寿命いっぱいの87歳、藤原道長は76歳。
とても見えない。
とんでもない美魔女に美悪魔だ。
2人とも当時の社会では超セレブだから、いいものを食べて、美容にも気を配っていたかもしれないが、にしてもだ。
さてこの後、ドラマはどのように展開していくのか。
紫式部の没年については、諸説あるようだ。
一番早い説では、1014年、42歳で没している。
とすれば、あと2年ほどで亡くなってしまう。
遅い説では、1031年、59歳。
ただし生年も諸説あるので、年齢もそれにつれてズレてくる。
一方の道長は、1027年、62歳で没している。
紫式部がいちばん早く亡くなった説を採用すると、この時すでに紫式部はこの世にいない。
逆に、いちばん遅い説をとれば、道長没後も4年ほどは生きていることになる。
どちらの説をとるかによって物語は大きく変わってくるだろう。
そのあたりも、これからの楽しみのひとつだ。
さて、そろそろ来年の蔦谷重三郎の予習も始めないと。
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