【俳句】春昼 夕東風 受験生
春昼や夢とうつつを行く列車
列車の音が遠くから聞こえる。
夢の中なのか。
それとも現実なのか。
列車はどこに向かう。
春の昼のまどろみの中で。
夕東風に時知るカフェの窓辺かな
静かなカフェの窓際。
読書に集中している。
ふと外に目をやると、少し強い風が吹いているよう。
ああ、もうこんな時間。
人は皆「人」と書くなり受験生
どんな人も文字で書けば「人」
誰も変わりはない。
大学受験、それも都会の大学ともなると、たったひとりで心細いものだ。
まわりがみんな優秀に見える。
でも、みんな同じ。
恐れるに足らずだ。
がんばれ!
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