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俳句

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2024年7月の記事一覧

目配せに目配せ返す大暑かな
碧萃生

もう口を聞くのも嫌になる暑さです。
お気をつけください。

今日から大暑。いよいよ夏も大詰めです。
あと2週間ほどで秋ですよ。暦の上の話ですけどね。

かき氷崩さぬやうにひと匙目
碧萃生

今日は月一回の句会です。
中には、何ヶ所もの句会に出ている方もおられます。
すごいなあ。

海の日や豚玉返すコテさばき
碧萃生

「海の日」は1996年に制定され、当初は7月20日だったものが、2003年に7月の第3月曜日に変更されました。
もともとは、昭和16年に「海の記念日」として制定されたものらしいですね。
コテはお好み焼きをひっくり返すあれのことです。

夏が終わってしまう

夏が終わってしまう

どれも口美し晩夏のジャズ一団

これは金子兜太の句。
僕の愛唱句?のひとつでもある。

そうなのだ。
今はもう晩夏なのだ。
まだ梅雨も明けていないのに。
歳時記のよってたつ暦の上では、今年は7月6日から既に晩夏に入っている。
そして、この晩夏、夏の甲子園が始まり、さあ夏だあーと言う頃には終わってしまう。
秋になる。
だから焦っている。
早く晩夏の季語を使わないといけない。
季語は、春夏秋冬で分けら

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討死のはなし読み終へ朝の蟬
碧萃生

「阿部一族」と言えば、鈴木六林男の

遺品あり岩波文庫「阿部一族」

が有名ですね。
たまたま昨夜から「阿部一族」読み直して、読み終えた今朝、今夏の初蝉が鳴いていました。

青蛙逃してやりぬ遠き日へ
碧萃生

葉っぱだと思って掃いたら、青蛙でした。
捕まえてベンチの上に置くと、固まって動きません。
近くの草むらに逃してやりました。
いいことあるかなあ。

油照あと何回の法務局
碧萃生

2年前に亡くなった父の、不動産相続の手続きをようやく始めました。
経験済みの妻によると、最低あと2回は足を運ぶつもりでとのこと。
相談員さんは、いい加減に提出すると窓口が怒りますからと。
怒るのはどいつやと、久しぶりにキレそうに。
いかんいかん。

半夏生まだ前を向く人の居て
碧萃生

今日は七十二候の半夏生。夏至から数えて11日目。
半年の振り返りなどをと思いましたが、元日の地震から半年、被災地では復興の進まない中、まだまだ頑張っている方がいる、後ろを振り返っている場合じゃない、そう思い直しました。