![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50369273/rectangle_large_type_2_cc0f43173763e477421621bc1e2316d8.png?width=1200)
Photo by
chiyoizmo
#27「先輩マーケターに勧められたマーケティングの本が、広告コピーの本だった話。」
駆け出しのマーケターだったころ。
どの本を読んで知識を身につかればよいか迷っていた時があった。
「マーケティング本」と検索しても、本屋の「マーケティング」棚に足を運んでも、たくさんの書籍があるし、どれも小難しそう。。。
カタカナや略語が多いし。。。
困った。
マーケターは、戦略を描くブレーン。
ブレーンである以上、やはり経済紙を日々読み、分厚い英単語ビッシリな書物を読むが当たり前。と完全に信じていた当時の私。
そんな“教授”みたいなこと、はたして私にできるのか。。。
はぁ。。。
胃が痛い。
恐る恐る先輩マーケター(私のマーケティングの先生)に相談したところ、「これがいいよ」と紹介いただいた書籍がコレ。
広告コピー??
先輩、本間違っていませんか?というセリフがほぼ口から出かかっていた。いや、むしろ出ていたかもしれません。先輩ごめんなさい。
以下先輩のお言葉:
マーケターとして大事なのは3つの「性」。
戦略で大切なのは①ストーリー性。
「なるほど!」と読み手が腑に落ちる②納得性。
「これをみんなでやりましょう!」とプロジェクトメンバー全員が同じ方向を向き、そこを目指していく戦略の③明確性。
明確性は、タグライン。
納得性があるストーリーは、ボディーコピー。に近しいね。
うん。まずは読んでごらん。
なるほど。
マーケターは、コピーライターでもあるべきなのか。
ふと、周りのプランナーの机周りを見ると、確かに「コピーライティング」を題材とした書籍がちらほらあったことも記憶に残っている。
早速「何度も読みたい 広告コピー」を読み進めると、これが非常に面白い。
ゴクゴクと飲みやすい水のように、サラサラと自分の学びとなった。
今でも私の本棚に大切に保管されているマーケターのバイブル。
最後に、書籍に紹介されている数ある広告コピーの中で、私の好きなコピーを抜粋紹介させていただきます。
BIG MOUTH! 世界をつかもう QUARTER POUNDER
-小澤裕介(電通)
私たちは、家族の温暖化に賛成です
-小林孝悦(博報堂)
人生でいちばん応援してもらえるのは、受験の時かもしれない。
-廣畑聡(電通)
大人はええぞ。
-古川雅之(電通)
幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。
-岩崎俊一