募集マーケティング解説!第5章③OC参加率をみる重要性について
第5章ではみるべき重要なポイント3つについて解説しています。
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1.OC参加率とは
実店舗で考えると簡単ですね!お店を知ってくれた人が来店してくれた人数の割合です。
学校を知ってくれた人がOC参加してくれた人数の割合です。
つまり学校を知ってそこからどれだけの人がOCに参加してくれたのかの指標です。
2.OC参加率をみる重要性
何故ここをみるのか。先に理由について、
【参加した人の方が出願する確率が高いから】
です。つまりどれだけの人がOCに来たかで、出願数が予測できます。
ここで再認識しないといけないのが、王道の進路決定プロセスです。高校生が進路を決定するまでのステップの事で、
①学校認知・資料請求
②OC参加
③出願
大まかに分けるとこの様なステップを踏んでいます。(王道と言いましたが、必ずこのステップではないですが、多くの人がこの流れという意味です)
このプロセスから伝えたい事は、①→②の段階で本格的に比較検討が始まっているという事です。
高校生が資料請求する様子を想像して下さい。
資料請求をしているステップの時、多くの高校生は複数校資料請求をしているのです。
つまり、机上で資料を並べて比較しているという事です。そこから資料請求した学校へ全てOC参加するという事はほぼないと言って良いでしょう。
恐らく2〜3校です。OCに来てくれるという事は机上の比較検討段階では勝った!という事を意味します。
3.OC参加率を伸ばすために
OC参加する→机上で競合に勝つという事。つまり学校案内パンフレットがとても重要です。競合と比較されて内容が劣っていれば選ばる確率が下がります。
しかし!パンフレットで1番いい学校ではなく、2番手、3番手だった場合、OCに参加されない事もあります。ここから来てもらう訴求活動が必要になるのです。それがいわゆるDMなどです。
話が長くなってきましたが、皆さんここまでは正直分かってますよーという感じでしょうか?
ならば、DMを作る時に内容を業者に任してしまったり、この2番手3番手からどの様な情報が記載されていたら来てくれるか想像して作っていますか?
訴求活動をする際にはこれを受け取る人がどの様な状況か想像すること、受け取る人にとってメリットとなる内容は?
もう一度考え直してもいいのではないでしょうか。
4.まとめ
OC参加率をみることの重要性について解説しました。
OC参加率で出願数予測ができること、資料請求→OC参加の『→』に目に見えない戦いが存在している事をお忘れなく!
次回は出願率について解説します!