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募集マーケティング解説!第4章④分析方法を解禁!

第4章は"分析"をテーマに解説してきましたが、今回はその方法について伝授していきます!
▼前回までの振り返りはこちら

1.分析したい事を決める

分析と言っても様々な分析があるので、何を知りたいのかを決めるところから始めましょう。
この場では戦略を立てるうえで、最初に行うマーケット分析を例にお話しましょう。

2.データ収集について

学生募集のマーケットとして、高校生に関するデータをもとに解説しますね!
分析をする前にまずはデータ収集が必要です。
データは一次データと二次データがあり、
一次データは新しく収集するデータのことです。
二次データは既に持っているデータのことで、自校データやもう収集されているデータなどです。

当たり前ですが、二次データが分析に充分であれば一次データをとる必要はございません。だって手間と時間を余計にかけるだけですから。

マーケットの分析であれば自身でデータを取っていくことは難しいので、二次データを集めましょう。できるだけ正確なデータが欲しいので、私は公的機関が出しているデータを優先に集め、その後に媒体企業などが集めたデータを使用しています。
ここで重要なのは、データの量と質です。
・whenいつ
・who誰の
・howどの様に

の3つを軸に、いつ取られたデータなのか・誰のデータなのか・どの様に集められたデータなのかは調べましょう!細かく言うと取得した地域、年代、性別比によってもデータの質が変わります。必ず自分が調べたいターゲットにより近い状況のデータを選びましょう!
大体データ冒頭にデータ収集内容が載っています。
そして、その量です。例えば東京で100人にアンケート回答されたデータと10000人に回答されたデータでは全く違います。

3.分析方法について

正直私は毎日日課のように分析しているので、方法は星の数ほどあります。その中でも今回はマーケットの分析について解説します。
恐らくマーケットの分析をしている人はほとんどいない様な気がします。ですので、是非挑戦してみて下さい!
(している広報職員やコンサル企業に残念ながらまだお会いした事がないので、している方がおられれば是非コメントください!)

私が最初に行うマーケットの分析方法についてです。分析内容は「その地域で〇〇分野の専門学校へ進学している人数」です。
①知りたい年代、地域の高校生の人口
②その地域の専門学校進学者数
③〇〇分野の専門学校進学者数

これが解ればおおよそ、その地域で〇〇分野の専門学校へ進学している人数が分かります。
もっと精度を上げるなら、その地域にある〇〇分野の専門学校の情報公開を見ると在校生数が記載されているので、それらと照らし合わせることも有効です。

4.マーケットを知らずに活動する怖さ

上の分析を見て『これ調べてどうするの?』と思った方いますか?マーケットをみずに募集活動することは私にとって
『真っ暗な夜道を手探りで歩く』のと同じ感覚なのです。
それでも辿り着くかもしれませんが、先が見えず歩くのは怖いです。はっきりではなくとも、一度ライトを照らして先を確認する。それがマーケットをみる感覚に近いです。
自らが進むべき、そして少しでも最短で着く道を探しているのです。

5.まとめ

『色々施策あるけど、どれが上手くいくかなんてわからないもの』と思っていませんか?
もしそうやって思うなら、先を照らして足元や道、その先を確認して下さい。その場の最適な施策は簡単にわかるはずです。

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