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新章突入!第1章①行動経済学ってなに?!
前回までは第1章〜第5章でマーケティング、特に学生募集に特化した内容で解説いたしました。
・序章
ざっくり言うと前回までは「募集活動の仕組み」の理解を深める内容でした。
これからお伝えしたいと思ったのが、【行動経済学】についてです。
ここ数年日本のビジネスパーソンにとっては注目の学問となっています。
何故なのか。それは世界の名だたる企業、例えばGAFAで行動経済学チームが存在し、世界的有名大学のハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、イェール大学、スタンフォード大学などでも行動経済学が学べる様になっているなど注目度が高まっています。
ビジネスパーソンには注目度の高い学問であるのに対して、まだ大学や専門学校の募集広報に積極活用されている様子が見らません。
ですので、私がこの募集広報の世界に大きく貢献する『行動経済学』を皆さんにも広めたい思いました。
・そもそも行動経済学とは?
行動経済学とは、簡単に伝えると経済学➕心理学です。
ただ経済学は合理的、論理性に沿った学問に対して、心理学とは人間の完璧ではない非合理性の学問です。経済学において人間は合理的判断のもと行動している理論に対して、よくよく観察すると人間は非合理的な行動を沢山しているよね!っと気づき始め、この非合理な意思決定について調べているのが『行動経済学』という認識です。
実は行動経済学は理論は沢山あるものの、まだ体系化されていない学問なのです。ですので、行動経済学とは?という質問に対しても答えるのが難しいのです。
私がこれから解説する行動経済学の内容については、行動経済学に関する書籍や大学教授の講義を元に、私自身の募集広報での知識を融合させ、実際に活用した事例やその効果についても一部取り込み解説いたします。
・募集マーケティングとの違いは?
冒頭で述べた通り、今までは募集マーケティング、つまり『仕組み』をお伝えしてきましたので、この行動経済学では仕組みの中の流れをより良くする"ツール"みたいな認識が良いかと思います。
例えば、よりOCに来てもらうにDMやSNS、広告など告知する場合、それぞれどういう記載内容が良いのかを人間の非合理な意思決定を理解した内容にする事で集客増を目指すということです。
・まとめ
行動経済学と聞くと難しいイメージがつきますが、次回からその理論について事例をもとにわかりやすく解説いたします。
事例は皆さんの身近に沢山溢れています。
例えば、Amazonで買い物する時に「この商品を買った人はこれも一緒に買ってます」という表示を見て、これも必要なのか!これがあった方が良いのか!と一緒に買ってしまった経験ありませんか?
Netflixを観る方は、オススメに出てくる映画やドラマを観て、そのまま「続きを観る」で連続視聴していませんか?
これらは行動経済学の理論を利用して、皆さんの意思決定を誘導しているのです。
知らず知らずのうちに皆さんは企業の仕掛けにハマってしまっているのです!
知っていくと多くの企業の意思決定誘導に自分がまんまとハマっている事に気付かされます。
どうですか?自分も仕掛けて効果が出れば楽しくないですか?実際に私は今この行動経済学の理論を利用し、驚くほどの効果が出ています。
是非皆様もこれから楽しみながら読んで頂ければ幸いです⭐︎
最後に1番売れている行動経済学の本を紹介してくれている記事を見つけましたので、ご紹介します。私も2023年に読んだ行動経済学の入門書です。
次回からお楽しみに!
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