競争戦略-7

差別化による競争根絶‥それこそが、ソレスタルビーイング!【競争戦略】

戦争がなくなるのは良いですが、競争が無くなると世の中面白くなくなりそうです。助けてエクシア。※ソレスタルビーイング

iPad Proを買いました。

Apple PencilとSmart Keyboard Folioもセットで。
けっこうな金額飛びましたが、現状大変満足しております。
ガジェット買ってワクワクする感覚はけっこう久しぶりw

思えば初めて買ったパソコンはMacintoshで、Power MacG3だったんですよね。


芸大生だったので、デザインユースのためにMacを買い、パソコンでゲームがしたいがためにDosV機も自作し、しばらくMacとWinを両刀で使っており、初期型iPodが出たときはアーリーアダプター的に大枚はたいて購入したり、Apple大好きマンでした。

OS-Xが出て、ハードがインテルプロセッサに置き換わったあたりから Appleが旧OSを排除する日向小次郎バリの強引なドリブル方針をかましてきて、Snow Leopardあたりまで頑張ったんですが財政的についていけなくなり、汎用性の高いWindows機1本にして以来、最近までアンチApple派でした。

スマホもAndroid派でアンチiPhoneだったんですが、会社携帯がiPhoneで
両方使ってるうちに「アンチ良い子だねんねしな」となり、「CLIP STUDIOがサクサク使える」「Apple Pencilはお絵かきにかなり良い」などの話を聞き、ついに購入に至りました。買ってよかった。Apple最高(真顔

そんなiPad Proは、「Tribal Professional Academy(TPA)」の勉強にもうってつけ。今回のテーマは「競争戦略」で、課題図書はこの2冊。

早速iPadでお絵かき。どんマイケル!
ポーター先生、調べたらスポーツも万能だったようで、
けっこうチートキャラでした。

●勉強や会社で仕事する時にも使える競争戦略

「ストーリーとしての競争戦略」のメタファーで、ゴジラ松井やイチローが出てきてますが、個人のスキルや能力においても、この競争戦略の概念はとても使えると思うのです。

例えば僕の「イラレフォトショを使ってデザインできる能力」を5フォース分析に当ててみると、

●既存間の敵対関係
ソフトが安価になって普及したり、PCのスペックが上がったことで若手で使えるメンバーが増えてきたため、技能として陳腐化していっている
●新規参入の驚異
ソフトの使い勝手が向上したことでリテラシー高ければすぐ使えるようになる
●代替の驚異
SNOWやインスタなどのアプリでトリミングやレタッチできるので、フォトショなくても簡単な画像編集ができちゃう
●売り手?の交渉力
アドビ製品が無いとそもそもスキルとして成立しない
●買い手?の交渉力
デザインをマネタイズできる会社にいないとそもそもスキルのニーズが無い

といったように、いろんな競争に晒されていることがわかります。

別の視点から、SP(Strategic Positioning)OC(Organizationl Capability)で分析してみると、

SP的に仕事選ぶと、そもそもデザイン能力を活かせる仕事に就かないと駄目で、編集能力や印刷知識なども付加価値として必要になり、でもそもそもデザイン関連の仕事って今お金になるのかとか考えるとWEBデザインもできないと、みたいになってきます。
英語ペラペラでも英語使わない仕事ついちゃったらその能力はマネタイズできません。

よく夢見がちな若者は、「デザインが好きだからを仕事にしたい」とか言いますが、デザインやりたい→デザイン以外やらないという選択をしてしまうと、デザインスキルが陳腐化したときにお金稼げなくなります。

「バンドでメジャーデビューしたいから、就職しない」みたいなやつです。
就活しながらバンドやればいいのになぜか絞りたがりますよね。あれ逃げですね。

となってくるとOC的な考えで「模倣困難性」なユニークスキルをどう作るかなんですが、例えば「営業できるデザイナー」としてクライアント先に行ってアップセルしまくったり、デザインスキルとシナジーが高そうなスキルも一緒に磨いていくべきなんですよね。
模倣困難性が高い状態を作れれば、行きたいポジションに行くのは比較的容易になると思われ。

今の時代、テクノロジーが進化したことで、3DプリンタやAIによって仕事がなくなってしまう、とかいわれてますが、「やりたい仕事」があるなら、SP的に「場所」を決めるより、OC的に「模倣困難性の高いスキルや経験」を積んでからその業界に行くほうが良いのかな~、と思います。


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