戻りたい『あの頃』はない
気が付けば夜の11時を回っていて、慌ててノーテーマで書き始めました。(最近このパターンが増えています……)適当な着地点は決めず、書き進めながら、アイデアが下りてくるのを期待します。『あの頃』というテーマを出発点に、想いを拡げてみます。
戻りたい『あの頃』はない
今の私には、戻りたい過去の『あの頃』はありません。カッコつけて言っている訳ではなく、本当にそう思っています。結末がわかっている『あの頃』に立ち返ることにあまり意味を感じません。
現在の状況に100%満足している訳ではないものの、過去に行った決断の積み重ねの結果が今なので、何か一つを書き換えたくらいで、劇的に状況が変わるとは思えません。積み重ねた数々の失策について反省はすれど、全て自己責任として受け止めて、現時点で実現可能なベストな選択を続けていくだけです。
確かに調子の良かった時期、報われない不調な時期があったものの、その差は紙一重であり、相対的に良かったと思える時期にも嫌なことはあったし、どん底だ、最悪だ、と考えて沈んでいた時期にも、それなりに楽しいことや希望があったように思います。結局、あれこれ考えずに今を大切にすることが最も建設的で、コスパのいい生き方のように思います。
目指すべき未来にも過剰な期待はしない
一方、未来にも大した期待はしていません。どうでもいい、と投げ遣りになっているつもりはさらさらなく、進む方向性だけは適宜確認しながら、細かな修正は都度行えばいい、と考えています。
人生前半戦の私は、計画を立てるのが好きで、定まった未来の目標がないことに、焦燥感と危機感を持つタイプでした。自分で言うのは気恥ずかしいですが、考え方は割と真っ当でオーソドックスを好む優等生タイプだったと思っています。気紛れで大多数の意見や世の中の風潮に流され易いタイプであることも自覚していますが、現在は目の前を見据えて単純に生きたい、という想いが強くなっています。深く考える体力が無くなってきているせいもありそうです。
漠然とした未来ビジョンは既に想定されているので、あれこれ模索するのはお休みし、しばらくは実践に重心を置いて過ごそうと思います。明日になったら、真逆の発想に変わるかもしれませんが、それでいい、と思います。