見出し画像

明日へと繋げることば

部屋に戻ってから色々とバタバタやっていたら、この時間(23:07)になっていました。思いついたテーマを付け焼き刃の一筆書きにして、今日の記事に残します。連続投稿記録を明日に繋げる為には、犠牲バントだって有効な武器です。そんな、8月晦日の投稿です。

栄光ある孤立など

産業革命で先行し、世界覇権(パックス・ブリタニカ)を握っていた19世紀後半に英国が採用していた外交政策は、『栄光ある孤立(光栄ある孤立、名誉ある孤立 Splendid Isolation)』 と称されています。世界中に散らばる植民地を管理し、圧倒的な軍事力~特に海軍力~を背景に、大陸諸国間の争いに狡猾に介入してバランスを取っていました。『勢力均衡(Balance of Power)』、『現状維持(Status Quo)』等の印象的なことばでも形容されるこの時代の西洋史こそ、私が学生時代に興味を惹かれ、掘り下げて研究したかった分野でした。

そこから派生して地政学(Geopolitik)に興味を持ち、ホッケー部を引退した後の残りの学生生活では、それら関連書籍を読み漁っていました。また、久しぶりにこの領域の勉強をしたいなあ、という思いにふと駆られました。

好奇心を絶やさぬように

残念ながら私は、探究者、研究者向きの粘り強い性格ではありません。そのことは自覚していますが、何かテーマを決めて、深く勉強したいという好奇心は今でも変わらず持ち続きています。問題は、その意欲が継続できないことです。日々の生活や雑事に流されてしまって、徐々に焔が消滅していきそうになることの繰り返しです。なんとか対策したいなと思います。自分の意志の強さに頼ることはできないので、ペースメーカーとなる仲間を持つことが必要かもしれません。

大切にしたいのは、好奇心です。健全な好奇心を持つ、上辺だけで終わらせずに深掘りをする、物事の核心を抑える、そこを絶やさぬように、丁寧に養っていくことが大事だなあと思います。好奇心旺盛な人は、なかなか簡単には老けません。老けないこと自体が目的ではありませんが、人生後半戦を充実させる秘訣は、年齢を重ねても、枯れない好奇心かもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!

Markover 50〜人生後半戦を愉しむ
サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。