ラグビーワールドカップとテレビの関係
9/20に開幕したラグビーワールドカップ2019は、日本各地で連日熱戦が繰り広げられています。開幕前はさほど気分が盛り上がっていなかった私も、いざ開幕すると、毎試合毎試合興奮して、じわじわと気分が盛り上がってきています。
サッカーワールドカップやオリンピックもそうですが、世界最高峰の試合が見られるスポーツイベントは、いざ始まってしまうと夢中になってしまうものです。真の醍醐味を味わうならば、スタジアムに足を運んで、ライブ観戦をするのが最高だと思いますが、次善の策として、テレビの映像でライブ中継を楽しむだけでもかなり満足度が高いことを今回再認識しています。瞬間瞬間の迫力を切り取る映像の力は偉大なので、普段は観る機会がどんどん減っているテレビも、この数日はついつい観てしまっています。
スポーツの祭典は、テレビ業界にとっては最高のキラーコンテンツだと思います。圧倒的なコンテンツの前には、興味の分散化が進んだと言われる大衆達も大挙して関心を寄せるということではないでしょうか。マスが動く所には、無数のビジネスチャンスも落ちてきます。視聴率、広告料稼ぎには、絶好のかき入れ時になっていると思います。
問題は、目の肥えてしまった視聴者にとって、毎日行われるラグビーの試合中継と民放チャンネルで流れている通常番組とのコンテンツの質の落差があまりにも激し過ぎることです。世界最高峰の水準の試合と比較されるのは、テレビ業界の人達もきついでしょうが、おそらく日常のテレビ離れはこれからも止まらないと思います。心配になります。
それは、まあいいでしょう。少なくとも、ワールドカップカップの決勝戦が行われる11月までは連日楽しめそうな予感がしています。
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