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旅に行きたし、日本は広し

最近の木曜日の夜は部屋で音楽を味わうと決めており、夕食を済ませてから普段は忘れている懐かしい曲をあれこれ探っていました。22:00からは、NHK『SONGS』の松本孝弘(B'z)特集(再放送)を観てしまったので、本日の記事を書きはじめるのが、この時間(23:09)になってしまいました。

また旅に行きたい願望が高まってきているので、『旅に行きたし、日本は広し』という現在の率直な感想を残しておきます。

完全リタイアするまで長期の旅行はお預け

私は、51歳で前職を辞める際、このままアーリーリタイアしても構わない覚悟でしたが、2年間の空白期間を経た後、縁あって労働市場へと復帰し、現在はマイペースで働き続けています。周囲から余り成果を期待されていない、出来のよくない50代がねじり鉢巻きで張り切り過ぎるのはよくないと考え、職場では控え目に振る舞っています。まだまだ社会貢献できる余力があるのに、不貞腐れたり、やさぐれたりして働かないのも、肉体的・精神的には宜しくない、と思います。考え方を柔軟にして、ペースや役割を適度に調節しながら、細く、長く、したたかに、機嫌よく働くのがいい、と現在は思っています。まあ、周囲からのニーズや理解や温情があって、はじめてできることではありますが…… 

そういう訳なので、完全リタイヤするのはまだまだ先送りし、当面は週休二日(できれば週休三日に移行したいのですが......)の生活を続けることにしたいと考えています。そうなると、今の日本では年末年始やゴールデンウィーク、お盆など決められた時期以外に長期の休暇を取ることは難しく、旅行プランも限られたものにならざるを得ません。長野県から1泊2日、2泊3日でテーマを決めて、観光地化されていない場所へ出掛けることで、ディープな旅を楽しもうと考えています。

日本国内はまだまだ未知の場所だらけ

以前は海外志向だった私も、40代後半位からはすっかり国内旅行派へと鞍替えしました。現在は、1USD=150円を超える円安が定着し、航空機のチケットや海外の物価は一昔前では信じられないような水準になってしまったので、海外旅行にはすっかり興味を喪ってしまいました。今さら見聞を広める為の海外旅行にさしたる価値は見出せないので、これまでおざなりにしてきた日本国内の名所旧跡や知る人ぞ知る場所を巡り、自分の嗜好に叶った場所を探す旅を数多くする方向へと大きく転換しました。

2年間のモラトリアム期間中は、コロナ禍にも関わらず、感染が収まっている間隙を狙って、これまでに行ったことのない都道府県に足を運びました。47都道府県で未踏の地は無くなりました。その後の3年間の単身赴任生活で、長野県内を精力的に動き回ったことも非常に良い経験になっています。飛行機、電車、高速バス、路線バス、徒歩、クルマ…… と移動手段の利用への熟練レベルも上がっていると自負しています。

日本国内は、まだまだ行きたい所だらけです。たとえば、私は大学を卒業するまで兵庫県で育ったものの、その兵庫県についてさえ、いまだに知らない場所が一杯あります。これまで縁の薄かった東北や九州についてももっと深く知りたい、という願望が強くなってきています。

日本は広いです。自由気儘に旅を楽しみ尽くしたい、という思いが年々強くなってきています。まだ体力がある間に、精力的に動き続けたいと意欲を新たにしました。

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