見出し画像

『人生後半戦の愉しみ方』スタートにあたって

色々考えた挙句、新たに『人生後半戦の愉しみ方』というマガジンを立ち上げることにしました。人生後半戦に入ったと自覚し、これまで慣れ親しんだサラリーマン的な価値観から方向転換して、自分の個性と感性を大切にしながら、ゆったり、マイペースで過ごしたいと考えるようになった私の思索を集めた記事を収める予定です。

人生前半戦の価値観を捨てる決意

私は、40代半ばくらいまでは、自分の選んだ仕事に一生懸命取り組み、仕事を通じて視野を広げ、色んな人達と交わり、タスクをこなして目標を達成する為に、日々向上心を持って歩んでいくのが普通だと思っていました。

没落と収縮が目に見えて進んでいく日本社会では、平均的に頑張っているだけでは、相対的に下へと落ちていきます。野心満々ではなく、戦う事が嫌な方でも、傍観して流されているだけでは、なかなか幸せを実感できません。努力の方向は人それぞれでいいのものの、自分で考えずに他人任せでは、より狡猾な組織や人々にから搾取され続けるだけです。

人生100年時代到来と言われています。私の場合は、40代後半位から、人生前半戦で確立した価値観でこのまま最後まで走り通すのはしんどい、と思うようになりました。

大企業に勤めるサラリーマン、言い換えれば、飼い馴らされた社畜として、一度も敷かれたレールを外れずに人生を終えるのは絶対に嫌だと思うようになりました。周囲から見れば、勿体ないとか、無謀だとか思われようが、組織に縛られない生き方に転換したいと真剣に考えています。綺麗ごとではありますが、挑戦しない後悔より、挑戦しての失敗を優先します。

人生は二毛作でいこう

100年単位で人生設計するのがスタンダードになるなら、人生は二毛作で取り組むのが自然だと思うようになりました。私の人生の後半戦は、もう少し肩の力を抜いて、好きなことをつまみ食いしながら、自分が大切に考えているものに囲まれて人生を満喫しましょう、という緩い戦略を立て、自分の身を以って行動で示していきたいと思っています。他人の評価や序列は二の次で、自分の心地良い環境を整えていきます。

常識や損得勘定には縛られずに、何でもやります。私は人生前半戦で、何度も負け戦や挫折を経験しているので、負けても致命傷を負わない闘い方についても熟知しているつもりです。今の私と同じようなことを考えて、ドン底生活の陥っている人の話も一杯聞いています。怖いですが、それでも知らない世界に飛ぶことにワクワクします。よろしくお願いします。

サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。