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安曇野市豊科近代美術館を見学
気候がいい5月は、週末充実プロジェクトを発動中です。今日は、昨日よりは風が強く曇り気味だったものの、気温も適当で過ごし易い陽気でした。クルマを走らせながら聴いていたラジオ番組(『Speaking』)のパーソナリティ、津田健次郎さんが、最近は秋が短くなっているので、初夏のこの時期は一年で一番素晴らしい季節かもしれない、ということを言っていて、確かにそうだなあと思いました。今日は、安曇野市豊科近代美術館を見学したので、その日記です。
思いつきで行動した一日
昨夜は深夜まで眠れず、結構な夜更かしをしてしまったせいで早起きができず、10時過ぎからの始動となりました。一応歩ける恰好と着替えを準備してクルマに乗りましたが、昨日のLong Walkingのダメージが両脚に残っているのでどうしようかなあ…… と迷いながら、スタートしました。出してあったクリーニング品を引き取り、最近お気に入りの国道19号線沿いのカフェで、ブランチのカレーを食べながら、今日一日の行動計画を練ります。
昨日に引き続いて国道19号線から20号線を経由して岡谷までドライブし、岡谷駅近くにあるレコード屋さんに立ち寄って物色し、中古レコードを4枚買いました。その時に、財布を自宅に置き忘れてきたことに気付きました。カフェではスマホのPayPayで支払い、途中で立ち寄ったスターバックスではクルマに常備してある小銭で支払っていたので、気が付いていませんでした。結局、岡谷から家まで財布を取りに戻る為に引き返し、時間を大幅にロスすることになってしまいました。
安曇野豊科近代美術館
折角松本へ戻ってきたので、目的地を変更して今度は北に向けて走りました。来週土曜日に安曇野Walkingをする予定でしたが、安曇野は景色が素晴らしいので、しばしば休日を過ごす場所になっています。
周辺をドライブするだけでもよかったのですが、ラジオで安曇野豊科近代美術館で長野県駒ケ根市在住のアーティスト、「木下五郎彫鍛金展 貌&象」をやっていることを知り、午後は芸術鑑賞に時間を充てることに決めました。入口で料金を払って入場し、見学しました。2Fが特別展示スペースでした。彫鍛金とは、主に彫金と鍛金という技法を使って作品を制作する手法です。(説明参照)
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1Fの常設展示には、日本の代表的な西洋彫刻家のひとり、高田博厚(1900/8/19-1987/6/17)のブロンズ彫刻作品や、森鴎外とも関係の深い宮芳平の絵画作品が展示されていました。
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美術館の建物はなかなか趣きがあって、景観も見事で好きな場所です。施設隣には図書館もあって、文化的に過ごすにはよい場所です。偶然架棚から見つけた、竹内清己『村上春樹・横光利一・中野重治と堀辰雄:現代日本文学生成の水脈』で、村上春樹の『ノルウェイの森』に堀辰雄の『風立ちぬ』や『奈緒子』からの影響を見出す記述があり、面白いと感じました。
なかなか、文化的な一日でした。
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