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第26回参議院議員通常選挙の前に
本日は、七夕です。願い事は心の中で祈ることとし、7月10日(日)に迫った参議院議員選挙を考えてみます。
参議院議員選挙に向けて
まずは、参議院議員選挙を軽く確認しておきます。
参議院議員の半数を選ぶための選挙です。参議院は衆議院のような解散による選挙はないため、常に任期満了(6年)による選挙が行われることになります。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められていますので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになります。参議院議員の定数は248人で、うち100人が比例代表選出議員、148人が選挙区選出議員ですので、半数改選のため、各通常選挙で選出される議員数は比例代表選出議員50人、選挙区選出議員74人です。
昨年は、個人的に政治への関心が強くあり、横浜市長選挙(2021/8/22)、自民党総裁選挙(2021/9/29)、衆議院議員選挙(2021/10/31)と選挙も相次いだこともあって、状況をフォローしていたのですが、松本へ来てからは以前ほど熱心に政局を追いかけてはいません。
私の地元である神奈川県選挙区(改選定数4人+補欠回1人)に誰が立候補しているのかもよくわかっておらず、気分はそんなに盛り上がっていません。
ネット投票解禁を渇望
今回は不在者投票にすることも考えましたが、手続きが色々とややこしそうだなあ…… とぐずぐずしていたら、結局間に合わなくなってしまいました。棄権することも可能ではありますが、折角の機会なので明日の夜から、2泊3日で横浜に帰ることに決めました。
ネット投票が認められているなら、簡単なのになあ…… と恨み節を言いたくなります。「投票率が低迷している」原因として、政治や選挙に無関心という部分もあるものの、投票率をわざと上げにくくしているような選挙制度の改善も進めて頂きたいと希望致します。
政治は面白い、と思いたい
私は、一般的な人よりは政治への関心が強い方だと思っています。日本の戦後政治史は、かなり面白いという印象を持っています。それは、まだ若い頃に夢中になって読んだ戸川猪佐武『小説吉田学校』(角川文庫)シリーズの影響があると思います。
政治家は、勿論万能ではありませんが、全盛期の田中角栄(1918/5/4-1993/12/16)や福田赳夫(1914/1/14-1995/7/5)、大平正芳(1910/3/12-1980/6/12)、小沢一郎(1942/5/24-)などには凄味があり、発言や態度にも迫力があったと記憶しています。だから、どんなに絶望的な状況が垣間見えたとしても、シラケずに付き合っていこうと、思い直しました。
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