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成功する条件を考えてみた

本日のnoteは、【成功する条件】を考えてみます。「成功者」の定義は、"世間一般的に成功者とみられている著名人"ということにしておきます。ふわっとしていてすみません。

成功者が挙げる成功要因

世間に名の知られた成功者が、成功の秘訣を聞かれた時にする答えは、表現は違えどシンプルです。中には、印象的なエピソードを盛って盛って、ドラマチックな成功物語に仕立てあげて、宣伝や自己ブランディングに利用している人もいるものの、極論すると以下の2点に集約されるように思います。

● 失敗を経験しても、挫けずにやり続けた 
● 運が良かった (環境が良かった、人に恵まれた…)

一つ目が自律的な要因、二つ目は他律的な要因です。どちらが欠けても駄目。二つの要因がうまく噛み合った結果、現在の成功状態がある、というのが真理のような気がします。

他律的要因はコントロールできない

もっとも、成功要因に占める両者の比率は必ずしも50:50ではありません。持って生まれた素質と少ない自助努力で短期間で一気にのし上がっていく時代の風雲児のような人もいるでしょうし、長い間苦労に苦労を重ねた末に、ようやく時代が追いついて成功に辿り着く苦労人もいるでしょう。

自分がコントロールできるのは、一つ目の自律的な要因の方だけです。自助努力を続けるのが、成功の必要条件で、運に恵まれるのが十分条件、という気がします。自分を引き上げてくれそうな人のいる環境に身を置いて、徹底的にゴマをすりまくるというのも、立派な自助努力には違いありません。

「運がなかった…」は最後に下す結論

残念ながら、自分なりに精一杯の自助努力を継続しても、自分の思い描いた成功までは辿り着かないことの方が多いです。それはわかっていたとしても、成功は行動することでしか実現しません。折角溢れる才能を持ち合わせていても、行動しないと運は引き寄せられないのが現実でしょう。

努力の方向性がわからない、努力量を積めない、理由を真剣に考えて対策しなかったことを恥じた方が良さそうです。やっと腰を上げて行動しても、失敗して、拒絶されて、心が折れてしまって、諦めてしまったら、そこでゲームオーバーです。行動が止まってしまえば、その先はありません。

成功できない理由を、才能不足や不運で整理するのは、最後の手段です。その前に諦めてしまった自分に真の原因があります。本当に誠心誠意やり切った上で駄目だったのなら、自分なりの「成功」と捉えていいかもしれません。白馬の王子様や救世主が目の前に現れて、手取り足取り手伝って、引き上げてくれることは期待しない方がいい。もしも、白馬の王子様の登場に賭けるのであれば、選ばれる確率を最大限に引き上げるよう普段から牙を研いでおく必要があるでしょう。

という訳で…

ここまで、さも自分が成功者であるようなエラそうなことを書いてしまいました。これらは、全くもって不甲斐ない自分に宛てたものです。繰り返し言い聞かせないとすぐに緩んでしまうので、定期的に自分を戒め、鼓舞する目的で文字に残した次第です。

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