二度咲きのキンモクセイ・回想
こんにちは、#自然を愛する女の子 きぶです😉。
インスタ専門自然観察指導員と銘打って、主にインスタグラム上で活動しています。
今年のキンモクセイは二度咲きましたね。Instagramでもその話をアップしたのですが、載せきれなかったはなしは、ここに残しておこうと思います。
これはキンモクセイが今年1度目に咲いたときに書いた日記です。
10月始めに咲く金木犀の空気と比べながら読んでくださいね。
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9月14日火曜日 P.M.2:41 気温25.3度
金木犀は、三階の私の部屋に
風を遣って、しのびやってくる。
私は鼻の内の、高いところで、
その存在を最初にかぎわけるのだ。
氏神様の近衛のように、1,2,3本と間を開けて植わっている金木犀の香りは、約1週間、私達の生活にも降りてくる。
その香りは、さまざまに今の季節の生活と、マリアージュして。
語学の試験勉強をする私は黒鉛の芯を紙片になすりつけているけれど、そこにも金木犀の使いは降りているのだろうか………
最近特に好ましい金木犀の匂い
それは、稲を刈り取ったあとの
田焼きの匂いの上に
金木犀の香りがひろがっているとき。
その組み合わせは、さながら
あの異国のチャイを思わせる、素敵な匂い。
この空気を凝縮して、シナモンを振ってやろうかしら。
ちょっぴり意地悪めいた楽しさが
お腹の底から、ふつふつ、ほかほか、浮き立つ。
最近特に好ましい金木犀の匂い。
朝方につけた、沙羅双樹の香りをうたう髪油は、
夕方になると、田舎のけぶった匂いを盛大に吸収していることに、
毎度ながら顔をしかめる。
だけれども、
まだ残る稲の草原を歩くとき、
日没の太陽が、
こちら側に2.3度なでてくると、
私の髪はそういえば、黄金色。
いくつかの違う質感の黄金色を、混ぜ合わせた光を
私の髪はまとっている。
そんなことを、思い出すのです。
金木犀の香り。
氏神様の近衛のように、1,2,3本と間を開けて植わっている金木犀の香りは、約1週間、私達の生活にも降りてくる。
その香りは、さまざまに今の生活とマリアージュして。
さて、2度目の金木犀の香りは、どんなものとマリアージュしていたでしょう?
少し、考えてみてくださいね。
来年の秋に、一緒に確かめてみましょう。
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#自然を愛する女の子 きぶです。インスタグラムを中心に、「自然観察指導員」という立場から、「真のサスティナビリティはセンス・オブ・ワンダーから」をスローガンに情報を発信しています。これからは、いままでインスタには書けずじまいに終わっていたことも、noteにたくさん書き連ねていきます。note、Instagramともに、#自然を愛する女の子、というハッシュタグをつけています、是非この機会に覗いてみてくださいね!
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