「散歩」がこれからの時代のキーワード
こんにちは、#自然を愛する女の子 きぶです😊
インスタ専門自然観察指導員と銘打って、インスタグラム上で活動しています。
私が、ずっと追求しているものの一つが、「散歩」です。私と同年代かまたは若い世代は、「散歩」というジヅラからなんだか地味なような印象を受けると思いますが(実際私自身もそうなのですが………)今の時代だからこそ必要だよ!と言われれば、なんとなく、そうかもなぁ、と感じてくださる方もいらっしゃるかと思います。
第一に、オンライン化の進む生活の中で「現実にどのような価値を求めるか」と言われたら、もっぱら、癒やしやウェルネス的な部分、原体験や様々な人や生き物とのふれあい、といったものがあげられます。 散歩はこういったものを全部網羅することのできる、とても簡単な方法です。日々の習慣、生活に必要な道具、公共の設備、自分の行動ルート………さまざまなリアルをも効率化するのが現代の私たちのあり方でもありますが、その生活の中で行われる、効率化を求める必要のないものは、原始的でありながらこれからの時代に大切にされてゆくものであると確信しています。
「散歩」を辞書で引いて、意味を再確認してみましょう。
「散歩」……行く先、道順などを詳しく決めないで、外に出て気楽に歩くこと。(三省堂国語辞典第七版より)
とてつもなく自由気ままな印象ですね。目的を持たないと徘徊とほぼ変わらないように思ってしまう20の私がいます笑
自由気ままであるからこそ、その楽しみ方はもちろん無限大。追及しがいのあるエンターテイメントです。犬の散歩、カフェ巡り、子どもと公園まで。散歩がてらコンビニに昼食を買いに、リモートワークの気分転換にウォーキング、図書館に本を返しに。さまざまな散歩のカタチがあります。ゴールを持った散歩をするのも、とても楽しいです。そして、辞書通りの純粋な「散歩」に挑戦してみることもまた、おすすめしたいと思います。
なにも目的がなくても、外へ出て「散歩」していいのです。コロナでもちろん今は外に出にくい環境の方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方ほど、アフターコロナで、目的なく外へでる発想自体がなくなってしまうのかなあ?なんてことも思ったので、あえて強調しておきたいと思います。
散歩はウォーキングとはすこし違います。いつもの通りから一本外れてみたりしてもいいし、気に入ったところで立ち止まってもいい。空の写真を撮ってみてもいい。目をつぶって風の音をきいたり、蝶をしれっと追いかけたり、花の匂いをかいでみてもいい。ひたすら感性の赴く方に従っていいのです。それは、冒険とほとんど一緒です。わくわくすることの連続なのです。実は、はじめのうちはこれがなかなかに難しかったりします。知らず知らずに、私達は子どものような純粋な好奇心を持てなくなっていたことに気づくかもしれません。
人の目、自分の置かれた立場、年齢を気にせずに、散歩を楽しんでみてください。身近な場所に、たくさんのお気に入りが出現することでしょう。
四季ごと時間ごとの楽しみが増えます。美しい景色や、普段見ることのないような素敵な色合い。自分だけが知る、素晴らしい瞬間が増えていきます。
「センス・オブ・ワンダー」という言葉があります。「沈黙の春」を書いたあのレイチェル・カーソンが、「センス・オブ・ワンダー」という薄い本を書いているのですが、ここ最近まではあまり流通していませんでした。今は、選書に重きをおいているような本屋さんでは、新潮文庫のものが盛んに売られているのを見かけるようになりました。
「センス・オブ・ワンダー」は、ある対象に目を見張ることのできるような感覚、あるいは感性、だというふうに私は解釈しています。センス・オブ・ワンダーは、生命の神秘への気づきかも知れないし、アートの創造者の思いと自分が繋がる感覚かも知れませんし、自分の心の中に生まれた愛しさであったり、体感したことそのもの、かもしれません。センス・オブ・ワンダーは、本当に身近なところで、見つけることができますし、それを見つけられるような感性も磨いてゆくことができます。
感性、自分の五感。私が第一にこの世界の事象を捉えることができるその感覚、それは誰かに取って代わられることの絶対にない、一生自分自身しか味わうことのできないものです。(このような書き方で、伝わるでしょうか………?)生涯を通して、自分の感性や感覚を愛することができたら、きっと素敵だなあ、と思いませんか?
まずは、お散歩することから初めてみましょう!
最後に少し個人的な話になりますが、私は自然観察指導員としていろいろなものの見方や考え方の切り口をなるべく多く提供していくことで、皆さんがセンス・オブ・ワンダーを日々の散歩の中でたくさん体験してほしいと思っています。なので、いつもインスタグラムに様々なヒントを含んだ投稿をすることを心がけています。そして、ヒントとなるもの以上に、まずは「私が感じたこと」、というのをなるべく自由に書き、綴って、そのまま具体例として提示するようにしているのです。
私の自然観察指導員としてのスローガンは、「真のサスティナビリティはセンス・オブ・ワンダーから」というフレーズです。
今日は、散歩を通して「センス・オブ・ワンダー」を見つけにいってみよう、というお話を通じて、私のスローガンの意味するところの出発点となる、重要な感覚についてお伝えしました。
つたない文章だったかもしれませんが、最後まで見ていただきありがとうございました!
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#自然を愛する女の子 きぶです。インスタグラムを中心に、「自然観察指導員」という立場から、「真のサスティナビリティはセンス・オブ・ワンダーから」をスローガンに情報を発信しています。これからは、いままでインスタには書けずじまいに終わっていたことも、noteにたくさん書き連ねていきます。note、Instagramともに、#自然を愛する女の子、というハッシュタグをつけています、是非この機会に覗いてみてくださいね!
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