見出し画像

2030年没の設定

【人生100 年時代のマネープラン】なんかクソだと思って、死ぬ年を決めることにした。
ほら、何事も目標を立てて達成しろと言われるでしょう。
夢に日付を。

なぜ2030年なのか?
キリがいいから
遠すぎず、近すぎないから
あと5年でやり残したことやってしまいたいから
親より後に死ねる可能性が上がるから
DIR EN GREYの30周年(2029年)を見届けてから逝きたいから

もしかすると2030年になって、環境や心境の変化で生きることを選ぶのかもしれない。
何らかの事情で意思表示ができなくなり、死を選べないかもしれない。その時はその時だ。

今までは1 年更新の感覚があり、年末に「今年も死ねなかった」と反省し、年始に何もおめでたくないのに「明けましておめでとうございます。」を言わなきゃならないのが虚無だった。

終活の一環として、やったことのないことを、ここ最近は意識してやっている。

昨日は、新宿伊勢丹でメゾンマルジェラの新作のバッグを35万6千円クレジット一括で買った。世間のまともに働いてる人達が「自分にご褒美」とか言ってるやつに当たるだろうか。

ファッション雑誌に載ってても理解できない感覚の類だったが、たぶん「労働の病みをブチ上げたい」をキレイにコーティングした言い回しだろう。

感覚的に、ライブのチケット取るのと似ていた。高揚感を買うのだ。
株や投資信託の購入とは少し違う。もっと即物的。

マルジェラ買いに行く前に、4500円の舞台挨拶付きチケットで(一般的な映画の障害者割引1000円の4.5倍)DIR EN GREYの映画「残響の血脈〜mode of Withering todeath.〜」を観た。
残念ながら、席が前すぎて見づらかったので、別日で他の映画館のチケットも予約した。(障害者割引でも2500円)
同じ映画に7000 円も使ってる。
(映画については別記事で書く予定。終盤「ゴールは死」と各メンバーの言葉で語られていた。彼らのそういう、ファンサのためのキラキラした虚飾を語らないところが好きだ)

そんでシネマティック動画撮りたくなってヨドバシでブラックミストとNDフィルター買った(合計6500円ぐらい)。
カメラも使いこなせてないから来月カメラ教室の説明会行く(受講するなら約8万円)。
冴えない会社員が習い事にハマる。資本主義のカモ。

とはいえ、何かしらの表現手段が必要な気がしている。吐き出したいんだろうな。建前と印象の良さと従順を取り繕う労働のストレスを。

障害としての躁や多動はないので、たまーに出る衝動性はちょっとくらい大事にしたい。

ただ散財したいだけの奴みたいだけど、若い頃から働いてても「鬱悪化すれば明日は無職」の強迫観念から、我慢と節約ばかりの生活だった。何かと理由をつけて出費を先延ばししてきた。自分なんかに使うより、寄付に回すべきとのべき論も強かった。
最後くらいいいだろう。
もちろん、生活防衛資金1年分は残した上での散財ではある。仕事も辞めてないし。

なお、障害年金は受給したことがない。働いた金だ。

死ぬまでにやりたいことリスト100やったら楽しくなってやっぱり生きてます的美談は、最初からその設定なのでは?と疑ってしまう。
人生は苦しさ8割みんな一緒だよ的なぐさめもいらない。
いい加減飽きたんだ。労働や人間関係の茶番
誤魔化しが効かない、効いても時間が短くなった。

こんな終活記録をたまに書いていきます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集