聖者の御言葉とラージャ・ヨーガの世界
聖者アマチ スピーチからの抜粋(今年の聖誕祭にて)
4つの伝染病
社会を見ると、四つのことが伝染病のように拡がっています。
1 豊かさが価値観よりも大切になっている
2 美しいことが善いことよりも大切になっている
3 スピードが方向よりも大切になっている
4 機械が人間よりも大切になっている
道徳的な価値観に、ふさわしい位置づけを与えるのをやめてしまえば、わたしたちの人生はシロアリに取り付かれた木材のように腐ってしまうでしょう。人生の問題に立ち向かう勇気がなくなってしまうでしょう。そのため、『ダルマ・ボダム』、つまり為(な)されるべきことと為(な)してはならないことについての意識が、いちばん大切だと古代の『リシ』(賢者)たちは考えていました。わたしたちがその意識を持つことが、社会のあらゆる取引が自分にとっても他の人にとっても等しく有益になることを確実にするためには、欠かせません。
この内容は、ラージャ・ヨーガ 上達のポイントとリンクします。
1 動きの質が向上することは動きの種類が増えることよりも大切
2 正しい姿勢の維持は美しいことよりも大切
3 正しい方向性は変化のスピードよりも大切
4 全体性のある動きは機械的な運動よりも大切
ラージャ・ヨーガによって、聖者の言葉が腑に落ちる身体構造が養えるということを再認識いたしました。
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