ひきこもり日記*キラわれる勇気をもつこと
「あんた毎日なにやってるの?」
母が認知症の父のことをさんざん話した後、そう言った。
「お金は?」「寂しくないか」なんて本当に困っていたころには聞けなかったセリフだ。双子の娘たちにお金がかかり、夫は借金ばかりつくり、わたしが働いてなんとか生きていたころ、わたしは困っていたし寂しかった。
誰もわかってくれなかった。離婚?今でも反対されるし、わたしが悪者になる。そんなことで離婚なんておかしいよ。
そのころ人の顔色をうかがい、相手に合わせて(無意識)じぶんがそこにいたのかもわからない。お酒で違う世界へトリップしてごまかした。
ひきこもりな今、わたしはわたしだけの世界を満喫している。むしろ誰にも邪魔されたくない。あのころ感じなかったお酒のおいしさを味わい、遊ぶことが仕事だと思って、日々を満喫している。こう思えるようになるまで、トレーニングした。毎日まいにち、じぶんに言い聞かせた。
「わたしはいるだけでいい存在だ。わたしが笑えば世界が笑う」
が、母の一言で一瞬のうちにあのころの精神状態に戻れる。
そうして他人に合わせて動くように自動運転が働きだす。
この前、時間をかけて丁寧にやった仕事に、先方の反応が全くなかった。褒められたかったのかわたし。と、じぶんに問いかけながら深堀すると、じぶんがじぶんを責めて雑に扱ってることに気づく。
怒ればいい。我慢しなくていい。キラわれればいい!
そんな小さなことでも積み重なれば、山になる。
その場で吐き出せ。
どうしたらしあわせになれる?
今ココで味わえばいい。
わたしはいるだけでいい存在なのだから。
人は悩みを作り出している。
悩みがあるほうがラクなのだ。かまってもらえる。
その悩みの波動は伝わる。
人間はポジティブなことよりネガティブなことに反応しやすいし、流されやすい。流されないで流れにのればいい。
サイコーはなにか一瞬一瞬考える。
キラわれてもいい。
わたしはわたしの世界でめいっぱい遊ぶだけ。