ひきこもり日記＊しんどいときは生まれ変わるチャンス

お盆休みの３泊、一人暮らしだった。
あれもこれもしたい。好きな時に寝て好きな時に起きて、好きなもの食べて飲みたいだけ飲んで、映画見てドラマ見て本読んで、猫とゆっくりして猫になろう。なんて考えていた時間はあっという間に終わった。
３泊4日で、映画は2本見て、本を１冊読んで、あとは代わり映えしない時間が過ぎた。いやむしろお酒の量はいつもより少なかったかも。
ずっと食べたかった背徳な食べ物、カマンベールまるっと１個にベーコンをまいてオリーブオイルで焼いて食べ、赤ワインを飲んだ時はしあわせを感じた。なんて贅沢なんだろう。

時間に追われることもなく、誰の目も気にせず、家に引きこもってじぶんだけの時間を過ごすと、退屈、だと、感じた。

じぶんだけの時間が過ぎ去ってみると、いろんな制限があると思い込んで過ごしてることに気付かされる。
何がしたいのかわからなくなる。そうなると今度はじぶんに言い訳をするじぶんがいる。
今は見たい映画がないし、暑いし、眠いし、でも眠れないし、動けないし、もうどうでもいいや。
そうやって気分が闇に向かう。

「いつだってできる。どんな状況でもできる。今やる必要がある？」

うまくいかないときは、こころがストップをかけてるとき。しんどさを抱えているのはじぶんを苦しませるためじゃない。そのうち、あんなにしんどかったことが「気にならなくなる」って時がやってくる。
しっかり感情と向き合って、戦うわけじゃなく、じぶんのその「しんどさ」に気づいて認めてみる。

「あれがあったから今のじぶんがいる」
そう思える時がやってくると確信できるから、しんどい現実に感謝して、もう元に戻らない。
新しいじぶん、おはよう。また新しい朝が来たよ。そう言ってじぶんと向き合っていく。