HSP*「地に足をつけて生きる」って現実を見て見ぬふりをしないってこと
「地に足をつけて生きる」って言われると、ちょっとムカっとしていた過去があるわたくし(HSP)
ぼーっとしてるように見られてしまったり、相手に合わせてしまうので自分がないように見られたり。
スピリチュアルな世界では、すべてじぶんがまいた種が引き起こしてる問題で、グラウディングが弱い、と言われます。
グラウディング…地に足をつけて生きるってことが、どんなことなのかちょっとわかってきたので書いてみます。
◆現実を見て見ぬふりをしない
そもそもグラウディングができてない時って、どんなときでしょう?
夢見がちな時とかそんなことじゃなく、現実を見て見ぬふりをしていないか、ということだと、わたしは思います。
現実での生活を蔑ろにしてしまう問題です。
しあわせに楽しく生きてる人って、どんな困難があっても、ちゃんと事実を受け止めて自分のできることを考えられる人なんじゃないかな。
例えば問題だと思う出来事があっても、いつまでも感情的に対処するのではなく、しっかり事実と向き合って解決策を考えられることが、地に足をつけて生きていくことになるのではないかと。
◆どうしたらグラウディングできる?
グラウディングするために、まず感情のエネルギーを出してしまいましょう。どう感じたか、何を思ったか、全部、土に返すもしくは水に流しましょう。
その上でいちばん簡単なグラウディングの方法は、毎日のルーティン的なこと…掃除や洗濯などの毎日の生活のあれこれを、淡々とこなしましょう。
「掃除がめんどうだなあ」と感じたら、まずはそれを感じたじぶんに気づいてあげます。
◆めんどうの正体
このめんどうだと感じるのはなぜかと調べてみたら、どうやら脳に余裕があるとき「めんどう」だと思ってしまうそうです。
まだ動きたくありません。やりたくありません。というサインだって。
疲労・睡眠不足・空腹・体調不良のときに「めんどくさい」はやってきやすいらしいです。
じゃあ、いつやるんだと考えたら、何も考えずやってしまうことがいちばんいいらしいです。やることを分解して習慣化したら尚いい。
つまりやるべきことは、淡々と何も考えずにこなしてみる。
継続的に何かをやる。そしてその経過を観察して達成感を得る。
その積み重ねが、地に足をつけて生きていくことになる。
大きな荷物を背負っても、着実に一歩ずつ前進していくように、現実をひとつひとつ変えられるようになるのです。
◆地に足をつけていくことはじぶんを大事にすること
グラウディングはその人の自分軸をつくって生きること、自信につながり、直感を感じる効果があるので、グラウディングできていない人は、自分で物事が決められません。
誰かに相談してその人が言ったからと何かを決めても、選択権の責任はじぶんにあります。
じぶんがほんとうは何がやりたいのか?
どこに行きたいのか?
何を感じていたいのか?
それらをしっかり見極めて、行動に移せることがグラウディングができている状態じゃないかなと思います。
地に足がついている状態でいることは、つまり潜在意識(見えない力)と顕在意識(見える力)のバランスがとれている状態です。
しっかり現実を見つめて人としての毎日を過ごすことと、夢や希望もしっかりもって理想のじぶんになることのバランスがとれているってこと。
人間関係も仕事もお金も健康も、すべて理想と現実の差が、じぶんの問題として発生するのです。
◆おわりに
じぶんを大事にして、無理なく適度に休みつつ、心穏やかで好奇心いっぱいに…。
なんだかてんこ盛りになってきましたが、要は自分を見極めて事実を受け止めていく力を作っていこうよってことです。
地に足をつけて生きていくことは、ほんとうに地道で地味で、こつこつと何かを積み重ねていくことなんでしょうね。
▼なにかを積み重ねたような、そら。わたしにはたくさん守ってくれてるような存在が見えるんです。