ひきこもり日記*2周年!わたしがnoteとひきこもりを続ける理由
2月3日はnote記念日。
書き始めて2年が経った。それとほぼ同じ期間、家に引きこもっている。
今日はわたしなりのnoteと、ひきこもりをつづけるわけを書いてみようと思う。
初めて書いたnoteが2021年2月3日
そして1年後の2022年2月3日
ずっと言いたいことは同じこと。
書こうと思ったのは、何に感情が動いたかを、書き留めておきたかった。
わからないまま時間がすぎていくよりも、
何がわからなくて
何が知りたくて
それを使ってどうしたいか。
何を感じたか。
そんなことを書いてきたつもりだけれど、時々迷子になった。
気もちが外を向くと、「じぶんが何を感じたか」ではなく「誰かに教えられたことをなぞる」ように書いてしまう。つまりわたしが書かなくてもいいことが文章になって残る。迷子はじぶんの位置を見失って、誰にも刺さらない言葉を生み出す。スキの数を気にする。たくさんのスキがもらえるような記事を書こうとする。
そうなると書くことが楽しくなくなる。迷子なことを楽しめば、まわりの景色がキラキラとして見えて、じぶんの位置が見えるはず……そんな気分で書いたこともあった。
自己開示が怖かった。
じぶんをさらして、人にどう思われるか、ダメなじぶんを書いて、リアル世界のように人の評価ばかりを気にして、ここにいてもいいのだろうかと考えてしまう。HSPならではの考えに嫌気がさす。
この1年は環境の変化もあった。
20年近く単身赴任をしていた夫が帰ってきた。それまで同居していた娘は、父親を避けるように一人暮らしを始めた。
夫が会社を退社し、再就職が決まるまでの3ヶ月間、ずっと逃げたい思いで飲んでばかり。
わたしはわたしを認めていなかった。
ただ逃げたい。ここから逃げたい。
親の呪いもあった。巣篭もり推奨が終わると、親が会いたいと言う。会いたくないわけじゃないけど、わたしの話をあまり聞いてくれない年老いた親。
家にいるんだし時間があるでしょう?
「あなた何やってるの?」
呪いはまだある。仕事してなければ生きていく価値がないという、じぶんへの呪い。労働=お金を稼いでから好きなことをする→そのために生きてる→ひきこもって遊んでいるわたしは価値がない。
……そんな声がじぶんの中から聞こえる。
反面、同居人のお金で暮らしているとはいえ、じぶんのために密かに貯めたお金がわたしの命綱。少なくても運用しようと努力するも、焦るばかり。
助けてもらったのは、noteの人たちだった。
初めての有料記事を書いて、思いを吐き出した。泣きながら書いた。
そうして書いていると、なぜかわたしの意識が飛んでいって答えをくれるように、誰かの記事の言葉が響いてこころに刺さって、こころの穴をふさいでくれた。
noteもひきこもりも、飽くことなく、負担にならず、楽しく続けるコツは、今のところ他人の評価を気にしないってことだ。
承認欲求なんて捨ててしまえ。
誰になんと思われてもいいじゃないか。
スキの数も友だちがいないことも働いてないことも気にしない。だって毎日、誰かがわたしのことをちょっとぐらいは見てくれてるし、反応してくれるし、お酒はおいしいし、おいしいごはんを食べたいし、本を読んで感動できるし、映画も見れるし、noteにいる好きな人は今日も思いをわたしに届けてくれる。
家にいて、ひとりで、いろんな視点でモノを考えられること。
しあわせだなあってじんわりする。
生きづらくない人なんて、この世界にはいないと思う。誰もが持ってるこころの闇を、わたしは大事に思いたい。
だから許されるのなら、じぶんの中にひきこもって、過去や未来のじぶんに向かって、これからも書いていきたい。
書いたら誰かの目にとまって、少しでも楽になれるかもしれないし、こころを響かせてくれるかもしれない。
2年前のnote2つ目の記事がこれ↓。希望を書いてたところもあるけど、やっぱりわたし、変わらないまま進化したひきこもりになったなあ、と思う笑
noteの、大好きなみなさまへ
コメントはあまりできない性分ですが、いつも読んでます。
ありがとうございます。
もしももしもやめたくなったら、その旨、書いてくださいね。好きだと言えないまま、いなくなってしまうのは寂しいから。
2年前からnoteでおしゃべりが続けられる人が少なくなってきました。
飽きそうになっても、負担に思ったとしても、それを書いていただければ、「ああ、わかるー」と思えます。
だからわたしもやめたくなったら、書いてみようと思います。
それは続けることにつながるかもしれないし、休めば見えることもあると思うから。
じぶんを雑に扱わず、言葉を大事にして
もっとやわらかく
もっとていねいに
もっと静かに
もっとおだやかに
もっとゆっくり
もっとなめらかに
もっとゆるりと
もっとなごやかに
もっとしなやかに
もっと自由に
すすんでいけたらいいな。